Avril Lavigne アヴリル・ラヴィーン 『Avril Lavigne』（2013年）
『AVRIL LAVIGNE』(2013年）
カナダ出身のシンガーソングライター、Avril Lavigne（アヴリル・ラヴィーン）の、前作『Goodbye Lullaby』より約2年半振りとなる5thアルバム。
前作『Goodbye Lullaby』では大人っぽく落ち着いた、とてもエモーショナルな曲が多かった印象でしたが、今作はどうなっているのでしょう！？
アルバムタイトルも、初のセルフタイトル！！
マネージャーの進言で、このアルバムでコラボレートした、Nickelback（ニッケルバック）のヴォーカル、Chad Kroger（チャド・クルーガー）と、アルバム制作中に友達として親しくなり、それが恋に発展し、交際期間半年で婚約＆結婚！！（2015年9月に離婚…）
チャドとは、今アルバム13曲中8曲を共作し、6曲でプロデュースを手掛けています。
「Let Me Go」では、チャドとのデュエットを聴く事が出来ます！
そして、「Bad Girl」では、Marilyn Manson（マリリン・マンソン）とコラボ！！
こちらも下記にてご紹介していますが、めちゃくちゃカッコエエ1曲に仕上がっています！
「Rock N Roll」
アメコミ風のMVで、とても面白い映像作品になっています。
彼女の所属レコード会社系列であるSONY製品のわざとらしい（！？）アピールと、アヴリルの初キスシーン（！？）も要チェックなMVです！！
「Here's To Never Growing Up」
1stシングル。
MVのスケボーアヴリルが、「Complicated」のMVっぽい。
あれから11年後のアヴリルです。
「17」
17歳の時を懐かしむ内容の歌。
アヴリルのデビュー時の年齢でもありました。
「Bitchin' Summer」
夏に聴きたくなるポップ・ロックな1曲！！
「Let Me Go」
アヴリルが当時交際していたニッケルバックのチャドとのデュエット。
エモーショナルに歌い上げる2人のヴォーカルと、ピアノの音色が美しいミディアムナンバーです。
Avril Lavigne - Let Me Go ft. Chad Kroeger (Official Music Video)
「Give You What You Like」
今までのアヴリルになかったような曲調の1曲。
「Bad Girl」
冒頭からおどろおどろしい声が聴こえるよ(^^;)
その声の正体は…。
そう、この曲はマリリン・マンソンをフィーチャーした1曲です！
以前から彼の事を知っていたアヴリルは、この曲を書いて聴き直してみた時、彼が歌ってくれたら最高じゃない！と閃めき、直ぐに電話してスタジオに来てもらってレコーディングしたそうです。
「Hello Kitty」
”ミンナ サイコー アリガト カ・カ・カ・カワイー！！”
と日本語で始まる、ハロー・キティが大好きだというアヴリルの、『The Best Damn Thing』の時のようなハイテンションの楽しい1曲。
ちなみにこのMVでも見れる、アヴリルのサイドを刈り上げた髪型は、「Bad Girl」でコラボしたマリリン・マンソンの影響で、”ノリでついやってしまった”そう(笑)
日本で撮影されたというこのMVは、アヴリルが歌ったり踊ったりはしゃいだりしている、カワイイ映像になっています(^_^)
「Hello Heartache」
スピリチュアルな歌い方が、The Cranberriesのドロレス・オリオーダンを彷彿とさせます。
「Hush Hush」
アルバムラストトラック。
メロウなスローナンバー。
「How You Remind Me」
ボーナス・トラック。
ニッケルバックのカヴァー曲で、映画『ONE PIECE FILM Z』の主題歌として提供された。もう1曲、ボーナス・トラックとして収録されている、「Bad Reputation」も、同じく同映画の主題歌に。（前作『Goodbye Lullaby』にもボーナストラックとして収録されていて、前作の記事で曲と共に少し紹介しています）
Avril Lavigne - How You Remind Me (Official Audio)
今作は、ロック、ポップロック、バラードなどが黄金の配合率で収録されていて、アルバムを気付けば何回もリピートしてしまいました。
全曲捨て曲なしですが、個人的にお気に入りは、「Rock N Roll」「Let Me Go」「Bad Girl」です。
少し大人しめだった前作『Goodbye Lullaby』より、ロックなアルバムに仕上がっているので、アヴリルファンは勿論、ロックファンにも必聴の1枚です！
