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Cosmic Rough Riders コズミック・ラフ・ライダーズ 『Too Close To See Far』(2003年)

『Too Close To See Far』(2003年)

 スコットランドグラスゴーのバンド、Cosmic Rough Riders (コズミック・ラフ・ライダーズ)の3rdアルバム。

トゥー・クロース・トゥ・シー・ファー
 

 

 

 1998年の結成時からフロントマンを務め、ソングライティングも手がけてきたヴォーカルのDaniel Wylie(ダニエル・ワイリー)が2002年5月に脱退。(ソロ転身の為?)
バンド存亡の岐路に立たされたが、ダニエルとともに曲を書いてきたStephen Fleming(スティーヴン・フレミング)がリード・ヴォーカルとしてバンドの先頭に立って活動を続けていくことになった。

 

グラスゴーのキャッスルミルクにあるスタジオで働いていたスティーヴンと、いくつかのバンドで活動していたダニエルが出会って1998年にバンドが結成される。
翌1999年に自分たちのレーベル、ラフト・レコーズから1stアルバム『Deliverance』、続いて2000年に2ndアルバム『Panorama』をリリース。

その後、2枚のアルバムに魅了されたアラン・マッギーのポップトーンズと契約。
『Deliverance』と『Panorama』の楽曲を中心とした編集盤『Enjoy the Melodic Sunshine』が発表された。
広い流通網を持つポップトーンズからリリースされたことによって、コズミック・ラフ・ライダーズの楽曲の良さが広まり、シングルはトップ40入り。『Enjoy the Melodic Sunshine』はポップトーンズ初の成功作となった。
その追い風を受け、各地のフェスティヴァルに出演。2001年夏にはSUMMER SONICで来日を果たし、好演を見せてくれた。
その年末にはレア・トラック集『Pure Escapism』をリリース。

バンドも波に乗ってきた矢先....。

1998年の結成時からフロントマンを務め、ソングライティングも手がけてきたヴォーカルのダニエル・ワイリーが2002年5月に脱退。(ソロ転身の為?)
バンド存亡の岐路に立たされたが、ダニエルとともに曲を書いてきたギターのスティーヴン・フレミングがリード・ヴォーカルとしてバンドの先頭に立って活動を続けていくことになった。

本作『Too Close To See Far』は、ヴォーカルがダニエルからスティーヴンへと変わり、新生Cosmic Rough Riders としての第1弾アルバム!
クレジットにはダニエルの名前はなく、大半の曲をステーヴンが手がけ、3曲程を他のメンバーが参加している。

2002年の後半から曲作り、レコーディングがスタート。
いくつかのライヴやレニー・クラヴィッツロバート・プラントらのオープニング・アクトを務めながら段々と形が出来ていった。

そして出来上がったアルバムから「Because You」が先行シングルカットされ、英シングル・チャートで最高34位をマークするヒットとなった。

<メンバー>Wiki参考)

vo・・・Stephen Fleming
vo・・・Daniel Wylie(結成当初~2002年まで在籍後脱退、ソロ・アーティストに)
ds・・・Mark Brown
b・・・James Clifford
g・・・Paul Docherty(今作ではgary cuthbertと紹介されているので、その後メンバーチェンジしたのかも知れませんが定かではありません...)



『Justify The Rain』

 アルバムオープニングトラック。
イントロからめっちゃ爽やか(#^^#)
サビがいつまでも耳に残るキャッチーなギター・ポップ・ソング。

 

 

「Because You」

 シングルカットされた曲。
ティーンエイジ・ファンクラブを彷彿とさせる、サワヤカでキャッチーなメロディ。

 

「There's Nothing Wrong」

ビートルズのようなレトロなメロディが素敵。

 

 

「Life In Wartime」
ロディアスな1曲。コーラスも美しい。


「Sunrise」
ティーヴンのヴォーカルが少しダニエルっぽい雰囲気。

 

 

「She's Never Around」

 ヴォーカルが変わっても、今までの”Cosmic Rough Riders”と何ら遜色なく、いい意味で全然変わっていません。
てかヴォーカルが変わったなんて、コアなファンじゃなければ気付かないくらい!

 

 

「The Need To Fly」
アップテンポな1曲。
ティーヴンの声がとにかく心地良いよ…。

 

 

ヴォーカルが脱退して、他のメンバーがヴォーカルになるって結構珍しい気がします。
今までギター担当だったスティーヴンのヴォーカルも素晴らしいです!

私は『Enjoy the Melodic Sunshine』で初めて彼らの曲を聴きました。
ヴォーカルがダニエル・ワイリーだった時も、爽やかなギター・ポップサウンドが素敵でしたが、スティーヴンに変わったら、さらに爽やか度UP!!
今までのCosmic Rough Riders のポップで心地良いギターサウンドはそのままに、スティーヴンのナチュラルな歌声がバンドのサウンドにピッタリで、とても耳に良さそう(?)な作品になっています。
あと荒んだ現代人の心にも良さそうよ。。。
そして何と言ってもメロディが良い!!
同郷のティーンエイジ・ファンクラブがお好きな方には是非Cosmic Rough Ridersを聴いて頂きたい!きっと気に入って頂けると思います(^^)

 

 

トゥー・クロース・トゥ・シー・ファー
 

 

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