IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

好きな音楽の事などを中心に書いております! I write mainly about my favorite music! HAVE FUN

Naimee Coleman ネイミー・コールマン 『Bring Down The Moon』(2001年)

『Bring Down The Moon』(2001年)

 アイルランド・ダブリン出身のシンガーソングライター、Naimee Coleman(ネイミー・コールマン)の、前作『Silver Wrists(ネイミー・コールマン)』より約4年半振りとなる2ndアルバム。

ブリング・ダウン・ザ・ムーン

ブリング・ダウン・ザ・ムーン

 

 

 

 前作では、ナチュラルなアコースティック主体の心地良いポップ・ソングが並ぶアルバムとなっていました。

 

「My Star」

前作にはなかった位のキャッチーなポップ・ソング。
ナタリー・インブルーリア等を手懸けた(元ザ・キュアーの)フィル・ソーナリーと、ソロとしても活躍し、エディ・リーダーと交友の深いブー・ヒュワディーンによる共作曲で、この曲を歌ってくれる人を探していて、ネイミーに持ち込んだそう。
ネイミーはインパクトの強いこの曲をすぐに気に入って、自分のアルバムで歌いたいと即決。

 

「Love Song」

1曲目の「My Star」を書いた、フィル・ソーナリーが在籍していたThe Cureのカヴァー。
ネイミーはこの曲が大好きで、カヴァーのアイディアを出していたところ、その後フィルと知り合うことも出来たため、エキサイティングなレコーディングになったそうです。

ザ・キュアーの名曲、ネイミーが歌ってもまた素敵!!

 

Sugar Me

とてもフェミニンな雰囲気の1曲。
シュガミアンメィミーシャイン♪

 

「Delicate」

 切ないスローナンバー。
個人的にお気に入りの1曲。

 

「Ordinary World」Aurora feat. Naimee Coleman

 デュラン・デュランのカヴァー。
DJユニットのAurora(オーロラ)とのコラボ曲。
彼らが「オーディナリー・ワールド」をイビザ風のダンス・ヴァージョンにリメイクしようとしていた時に、ネイミーの歌を耳して即座に気に入り、依頼してきたという。
ネイミーは本来の自分の求める音楽性とは違ったので迷たものの、既に自分の2ndアルバムは完成していたし、「ダンス・ソングだから楽しいし、自分の曲とは違うし、あくまでもゲスト参加だからいいかなと思うようになったの。私はソングライターだけどシンガーでもあるから、自分が書いていない曲を歌うのも楽しいし、また普段は一人で移動や仕事をして寂しいこともあるけど、それだけにオーロラの二人とイギリス各地を回るのは本当に楽しかった」とネイミー。
デュラン・デュランの名曲が、クールなダンス・ポップになっていて、これはこれで違和感なく聴ける素敵な仕上がりですよ!

 

前作では、ストリングスやアコースティック系のシンプルで心地良いサウンドでしたが、今作ではブレイクビーツやプログラミングを多用したエレクトロニカ的なテイストを取り入れたサウンドが印象的でした。
個人的には前作の方が好みです...(^^;
が、「Delicate」等しっとり聴ける曲も多く、落ち着いた大人っぽい作品に仕上がっていますので、前作のシンプルなサウンドが好きだった方も是非チェックしてみて下さいね!

 

ブリング・ダウン・ザ・ムーン

 

ネイミー・コールマン

ネイミー・コールマン

 

 

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