IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

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Sixpence None The Richer シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー 『Divine Discontent』(2002年)

『Divine Discontent』(2002年)

 アメリカのロックバンド、Sixpence None The Richerシックスペンス・ノン・ザ・リッチャー)の前作『Sixpence None the Richer』より4年ぶりの4thアルバム。

 

 

<メンバー> 

vo・・・Leigh Nash
g. cello. key etc・・・Matt Slocum
g・・・Sean Kelly 
b・・・Justin Cary 
key・・・Jerry Dale McFadden 
ds.per・・・Rob Mitchell 

↑※リーとマット以外のメンバーは何人か抜けたり入ったりしているようなので、現在Wikiに載っているメンバーを表記しておきます。

 

テキサス州オースティン郊外の街、ニュー・ブラウンフェルズで、当時16歳のマット・スローカム少年と、当時13歳の少女リー・ナッシュとの出会いがバンドの始まり。
リーの歌声に一目(耳)惚れしたマットは、自作曲を録音したテープをリーに渡し、それを彼女に歌ってもらうように頼んだ。
そのリーの歌はまさしくマットが望んでいた歌い方であり、またリーはマットの書いたメロディの輝きに心を奪われたといいます。
マットにとってリーが理想のシンガーで、リーにとってマットが理想のソングライターであること、お互いがお互いの才能の大ファンなんて、バンドとして最高じゃないですか!!(#^^#)

 

2人で一緒にデモ・テープを作り始め、それがインディー・レーベルを主宰している某人物の手に渡ったことがきっかけで、1993年にインディー・デビュー。
マットがドラム以外の全ての楽器をプレイし、リーと2人で作り上げたこの実質的な1stアルバム『Fatherless & The Widow』は、ビルボードのクリティックス・チョイスで年間ベスト・アルバム10選の1枚にも選ばれた。


その後、デュオ形態からバンド形態へと形を変え、1年間のツアーを経て、1995年に2ndアルバム『This Beautiful Mess』をリリース。


2ndアルバムも高い評価を得て、バンドは波に乗ったように思えたが、レーベルのR.E.Xが経済的に行き詰まり、ここで彼らの動きは2年程とめられてしまう。


それからしばらくして、ようやく新レーベルのスクイント・エンタテイメントと契約し、1998年にリリースされた3rdアルバム『Sixpence None the Richer』を携えリリス・フェアなどに参加するなどして知名度をあげた。同時に、シングル「Kiss Me」が映画『シーズ・オール・ザット 』や人気テレビドラマ『ドーソンズ・クリーク』で使われ大ヒット。全米チャートで2位、全英チャートで4位にまで上がった。


1999年夏にはメジャーのELEKTRAからアルバムがワールド・デビュー盤としてリリース。日本盤のタイトルはシングルと同じ『キス・ミー』。

シングル曲「Kiss Me」は日本でも度々CMに使用されたり、テレビ番組のBGMに使用されていました。

 

そして今作の発売には、それから3年の時間が掛かりリリースされました。
レコーディング自体は2000年の春から初められていたそうですが、またしても所属レーベル(スクイント)の経済的危機という事態に飲み込まれ、思うように動きがとれなくなってしまったそうです。

ようやく2002年に本作『Divine Discontent』がリリースされました!

 

リー・ナッシュの歌声は、とても繊細で少女のよう(#^^#)
ザ・カーディガンズなどの、スウェディッシュ・ポップを彷彿とさせるキャッチーでガーリーな歌声・曲が特徴的です!!

 

「Breathe Your Name」

アルバムオープニング曲。
シングルにもなった、キャッチーな1曲。


Breathe Your Name

 

「Tonight」

とても聴きやすいギターポップナンバーです。


Tonight

 

「Don't Dream It's Over」

オーストラリアのロックバンド、Crowded House(クラウデッド・ハウス)の同曲のカヴァー。
原曲は知らず、このアルバムで初めてこの曲を知りましたが、とてもメロディがGOOD!!


Don’t Dream It’s Over Official Video Sixpence None The Richer

 

「Melody Of You」

歌詞がとても詩的で、素敵です!


Melody of You

 

「Paralyzed」

曲調も、歌詞も少しダークな印象。
ギターロック色が強めのクールな1曲です。


Paralyzed

 

「I've Been Waiting」

メランコリックなミディアム・ナンバー。
個人的に好きな1曲です!


I've Been Waiting

 

Northern Lights

日本盤ボーナス・トラックとして収録されていますが、とても良い曲ですのでお勧めです!

 

前作『Sixpence None the Richer』より、1曲1曲が、際立っておりメロディの良さとポップ度が増した印象でとても聴きやすいアルバムとなっています。
アメリカのバンドですが、スウェディッシュ・ポップや、欧風系の雰囲気があります。
ギター・ポップや、ネオアコが好きなリスナーにお勧めしたい1枚!

 

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