Jewel ジュエル『Lullaby』(2009年)
『Lullaby』(2009年)
アメリカのシンガーソングライター、JEWEL(ジュエル)の、通算7枚目のアルバム。
Somerset Entertainmentから、なんと超有名玩具メーカー”Fisher-Price(フィッシャープライス)”レーベルを通じてリリースされた、子供向けの”Lallaby(子守歌)”をジュエル特有のシンプルなアコースティックギターで聴かせる作品となっています。
今回も国内盤の発売はなし。
”ジュエルのセルフ・プロデュース作。
「Raven」
「Sweet Dreams」
「Forever and a Day」
物悲しいメロディが印象的。
個人的にお気に入りの1曲。
「Brahm’s Lullaby」
世界的に有名な子守歌の定番。
”Lullaby(子守歌)”というアルバムタイトルだけに、ずっと聴いていると眠くなってきそうなスローテンポの曲ばかり。アレンジも至ってシンプル。
子守歌は余計なサウンドは耳障りなだけなので、まぁ妥当なアレンジなのかもしれませんが。。。この地味加減は、ジュエルのデビューアルバム『心のかけら』にも匹敵するんじゃないだろうか、、、(^^;)
何曲かは聴いた事のある曲も。
「Twinkle,Twinkle Little Star」は、言わずもがな童謡の「キラキラ星」
「Somewhere Over the Rainbow」はオズの魔法使いの「虹の彼方に」
「Brahms' Lullaby」は「ブラームスの子守歌」
(タイトルは知らなくても聴けば聴いた事ある人は多いはず!)
「Gloria」はクリスマスソング集のアルバム『ジョイ-ホリデー・コレクション』からのアレンジ違いの再録。ジュエルの自作曲で、歌詞はラテン語。
ジュエルの美しい高音ボイスは、さながら讃美歌のような荘厳さも醸し出している。
「Angel Standing By」は、デビューアルバム『心のかけら』からの再録。
超スローテンポで、子守歌には最適!ただ聴き入ってしまうと逆に眠れなくなってしまうかも知れないので注意…(^^;)
子供向けに歌われた単なる子守歌と侮るなかれ、逆にこれって子供向けなのか…?とも思ってしまうアコースティック主体のジュエルの真骨頂を垣間見られる作品でもあります。
『Lullaby』