Jewel ジュエル 『Picking Up The Pieces』(2015年)
『Picking Up the Pieces』(2015年)
アメリカのシンガーソングライター、Jewel(ジュエル)の通算11枚目のアルバム。
"SUGAR HILL RECORDS"から
日本国内盤未発売。
Jewelのセルフ・プロデュース。
最近はカントリー調の楽曲のアルバムを出していたので、今後はカントリー歌手に転身か!?と思いましたが、原点回帰的なフォーキーで落ち着いたアルバムに仕上がっていました。
デビューアルバム『心のかけら』を彷彿とさせる、主にアコースティックギターの弾き語り調。そのほかの楽曲も、極力シンプルなアレンジ。
余計な楽器は必要なく、『心のかけら』の時よりさらに迫力を増したジュエルの繊細で力強い歌声が際立ち、思わずいつまでも聴き入ってしまう。。。
ジュエルのポップ路線が好きだった人は、地味なアルバムと感じてしまうかも…。
でも安心してください(?)、一番地味なのは『心のかけら』ですと断言いたしましょう(笑)
「A Boy Needs a Bike」
弾き語り風のアコースティックサウンドが心地良い1曲。
「It Doesn't Hurt Right Now」
主にカントリー・ミュージックのシンガー・ソングライターとしての活動で知られている、Rodney Crowell(ロドニー・クロウエル)とのデュエット曲。
「Pretty Faces Fool」
シンプルな曲構成ながら、ドラマティックな曲に仕上がっています!!
「My Father's Daughter-Featuring Dolly Parton」
アメリカのシンガーソングライター、ドリー・パートンとのデュエット曲。
ドリー・パートンは、カントリー・ミュージックの第一人者として知られている。
ジュエルの自伝的な楽曲。
Jewel ft. Dolly Parton - My Father's Daughter (Official Video)
「Plain Jane」は、『心のかけら』の「I'm Sensitive」を彷彿とさせるし、このアルバムはまさしくジュエルの原点。
静かな部屋で、ゆっくりと耳を傾けたいアルバム。
『Picking Up The Pieces』