『SWEET HOME ALABAMA -Original Motion Picture Soundtrack- / メラニーは行く! -オリジナル・サウンドトラック-』(2002年)
『SWEET HOME ALABAMA -Original Motion Picture Soundtrack- / メラニーは行く! -オリジナル・サウンドトラック-』(2002年)
リース・ウィザースプーン主演のロマンティック・コメディ映画『メラニーは行く! [』(原題:Sweet Home Alabama)(2002年)のオリジナル・サウンドトラック。
👇映画『メラニーは行く!』
映画『メラニーは行く!』
<ストーリー>
ニューヨークの若手ファッション・デザイナー、メラニー(R・ウィザースプーン)は、デザイナーとしての成功と、大富豪の彼からのプロポーズを、一夜にして手に入れてしまった。世界で一番幸運なヒロインになるはずなのに、彼女にはたった一つだけ問題が。実はメラニーには故郷のアラバマで高校時代に結婚した夫がいて、おまけにある“事情"があって未だに離婚が成立していないのだ。幸せをつかむため、固い決意を胸にアラバマへと向うメラニー。果たして彼女は幸せになれるの…?最後に彼女が気づく本当の幸せとは…?<キャスト&スタッフ>
メラニー: リース・ウィザースプーン / 松本梨香
ジェイク: ジョシュ・ルーカス / 小山力也
アンドリュー: パトリック・デンプシー / 入江崇史
ケイト: キャンディス・バーゲン / 沢田敏子
パール: メアリー・ケイ・プレイス / 巴菁子
アール: フレッド・ウォード / 安原義人監督: アンディ・テナント
脚本: C・ジェイ・コックス
原案: ダグラス・J・エボック
製作: ニール・H・モリッツ、ストークリー・チャフィン
製作総指揮: ジョン・ジャッシニ、ウィンク・モーダウント、マイケル・フォットレル
撮影: アンドリュー・ダン
音楽: ジョージ・フェントン
『SWEET HOME ALABAMA -Original Motion Picture Soundtrack- / メラニーは行く! -オリジナル・サウンドトラック-』
発売年:2002年(国内盤:2004年)
01. Sweet Home Alabama / Jewel
スイート・ホーム・アラバマ / ジュエル ※未発表曲
02. Mine All Mine / SHeDAISY
マイン・オール・マイン / シーデイジー
03. Falling Down / Avril Lavigne
フォーリング・ダウン / アヴリル・ラヴィーン ※未発表曲
04. Gonna Make You Love Me / Ryan Adams
ゴナ・メイク・ユー・ラヴ・ミー / ライアン・アダムス
05. To Think I Used to Love You (DJ Homicide Remix) / Uncle Kracker
トゥ・シンク・アイ・ユースト・トゥ・ラヴ・ユー(DJ・ホミサイド・リミックス) / アンクル・クラッカー
06. Keep Your Hands to Yourself / The Calling
キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ / ザ・コーリング ※未発表曲
07. Bring On the Day / Charlotte Martin
ブリング・オン・ザ・デイ / シャーロッテ・マーティン ※未発表曲
08. Long Gone Lonesome Blues / Sheryl Crow
ロング・ゴーン・ロンサム・ブルース / シェリル・クロウ
09. You Got Me / Jason Chain
ユー・ゴット・ミー / ジェイソン・チェイン ※未発表曲
10. Now That I Know / Shannon McNally
ナウ・ザット・アイ・ノウ / シャノン・マクナリー
11. Marry Me / Dolly Parton
マリー・ミー / ドリー・パートン
12. Weekend Song / Freestylers
ウィークエンド・ソング / フリースタイラーズ
13. Felony Melanie - Sweet Home Alabama Suite (Score) / George Fenton
フェロニー・メラニー~スイート・ホーム・アラバマ・スウィート / ジョージ・フェントン
01. Sweet Home Alabama / Jewel
スイート・ホーム・アラバマ / ジュエル
Jewel(ジュエル):アメリカのシンガーソングライター。
「Sweet Home Alabama」は、アメリカのサザン・ロックバンド、レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)の1974年のアルバム『セカンド・ヘルピング(Second Helping)』からシングルカットされた楽曲をジュエルがカヴァーしたもの。
02. Mine All Mine / SHeDAISY
マイン・オール・マイン / シーデイジー
SHeDAISY(シーデイジー):クリスティン・オズボーン(1970年8月24日生)、ケルシー・オズボーン(1974年11月21日生)、キャシディー・オズボーン(1976年10月30日生)の3人姉妹で構成されるアメリカ合衆国ユタ州出身のカントリーグループ。
「Mine All Mine」は彼女達の3rdアルバム『Knock on the Sky』に収録されています。
同曲は、もともとカナダのカントリー歌手Tara Lyn Hart(タラ・リン・ハート)が、1999年のセルフタイトルのスタジオ・アルバム『Tara Lyn Hart』のために録音したものをシーデイジーが歌っています。
03. Falling Down / Avril Lavigne
フォーリング・ダウン / アヴリル・ラヴィーン
www.youtube.com
アヴリル・ラヴィーン:カナダ出身のシンガーソングライター。
2022年6月4日に、アヴリルのデビューアルバム『レット・ゴー』の発売20周年を記念してリリースされた『Let Go (20th Anniversary Edition)』のボーナストラックにも収録された1曲。当時未発表曲としてこのサントラに収録された。同曲は、彼女のデビューアルバム『レット・ゴー』でタッグみ、「コンプリケイテッド」などの大ヒット曲を生んできたことでお馴染みのThe Matrix(ザ・マトリックス)との共作。
04. Gonna Make You Love Me / Ryan Adams
ゴナ・メイク・ユー・ラヴ・ミー / ライアン・アダムス
Ryan Adams(ライアン・アダムス):アメリカのシンガーソングライター。
ウィルコやザ・ジェイホークスと並び、オルタナ・カントリーの代表格として人気を博したウィスキータウンのフロントマンを経て、ソロに転向。そのソングライティングには、エルトン・ジョンやU2のボノ、元オアシスのノエル・ギャラガーらが賛辞を贈るほど。9.11直後に発表した「New York, New York」がグラミー賞にノミネート、2015年にはフジロック (RED MARQUEE)に 出演、同年テイラー・スウィフトの『1989』をアルバムごとカヴァーしたことでも話題となった。
米女優で歌手のマンディ・ムーアと2009年に結婚するも、2015年に離婚。(マンディはその後DAWESのフロントマンであるテイラー・ゴールドスミスと結婚)
ザ・ストロークスとの騒動も去ることながら、2019年に、元妻マンディ・ムーア他、女性ら複数人によりライアンから性的被害を受けたと声明が出され、発売予定のアルバム『Big Colours』が発売延期され、2021年にようやくリリースとなる。
05. To Think I Used to Love You (DJ Homicide Remix) / Uncle Kracker
トゥ・シンク・アイ・ユースト・トゥ・ラヴ・ユー(DJ・ホミサイド・リミックス) / アンクル・クラッカー
Uncle Kracker(アンクル・クラッカー):アメリカのミュージシャン。
以前はKid Rock(キッド・ロック)のDJをしていたが、その後ソロとして活躍。
キッド・ロックとは昔からの友人でエミネムとも親交が深い。
06. Keep Your Hands to Yourself / The Calling
キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ / ザ・コーリング
The Calling(ザ・コーリング):アメリカLA出身のロックバンド。
アレックス・バンド(Vo)、アーロン・カミン(g)を中心に結成。
2005年にバンドが解散した後、アレックスはソロ・アーティストとして活躍。
ザ・コーリングの代表曲「Wherever You Will Go」は大ヒットし、日本でも知られる。
「Keep Your Hands to Yourself」は、アメリカのサザン・ロックバンド、The Georgia Satellites(ジョージア・サテライツ)のデビュー・シングルで、映画のサントラ用にザ・コーリングによってカヴァーされたもの。
このロカビリー調サザンロックをアレックスがグラマラスに歌い上げています。
07. Bring On the Day / Charlotte Martin
ブリング・オン・ザ・デイ / シャーロッテ・マーティン
シャーロッテ・マーティン:アメリカのシンガーソングライター。
1994年に、ミス・イリノイ・ティーンUSAに輝き、1998年に卒業したイースタン・イリノイ大学(EIU)ではオペラを専攻、声楽演奏の学士号を取得するなど、美貌と才能を併せ持つ。
2004年にメジャーデビュー作『On Your Shore』をリリース。
このサントラの国内盤では"シャーロッテ・マーティン"表記となっているが、"シャーロット・マーティン"とも表記される。
アルバム『On Your Shore』をはじめ、美しいピアノ基調の楽曲が特徴的なシャーロットですが、この楽曲ではシェリル・クロウ的なポップ・ロックを聴かせてくれます。
映画のオープニングクレジットシーンに使用されていました。
08. Long Gone Lonesome Blues / Sheryl Crow
ロング・ゴーン・ロンサム・ブルース / シェリル・クロウ
Sheryl Crow (シェリル・クロウ):アメリカのシンガーソングライター。
「Long Gone Lonesome Blues」は、カントリー音楽シーンに多大なる影響を与えたアーティストとされる、ハンク・ウィリアムスの楽曲をシェリルがカヴァーしたもので、『タイムレス~ハンク・ウィリアムス・トリビュート』にも収録されている。
09. You Got Me / Jason Chain
ユー・ゴット・ミー / ジェイソン・チェイン
Jason Chain(ジェイソン・チェイン):彼については情報不足....(^^;)
当時新人だった、としかわかりませんが、この曲は映画の印象的なシーンに使われていました。
10. Now That I Know / Shannon McNally
ナウ・ザット・アイ・ノウ / シャノン・マクナリー
Shannon McNally(シャノン・マクナリー):アメリカNY出身のシンガーソングライター。デビューアルバムは、2002年の『ジュークボックス・スパローズ』。
この「Now That I Know」は、元The Hooters(ザ・フーターズ)のエリック・バジリアンと共作したナンバー。
11. Marry Me / Dolly Parton
マリー・ミー / ドリー・パートン
Dolly Parton(ドリー・パートン):アメリカのシンガーソングライターで、カントリー・ミュージックの第一人者として知られている。
「Marry Me」は、ドリーが2001年に発表したアルバム『Little Sparrow』からの自作曲。
12. Weekend Song / Freestylers
ウィークエンド・ソング / フリースタイラーズ
Freestylers(フリースタイラーズ):イギリスのエレクトロ・ミュージック・グループ。「Weekend Song」は彼らの3枚目のアルバム『プレッシャー・ポイント』にも収録されている。
13. Felony Melanie - Sweet Home Alabama Suite (Score) / George Fenton
フェロニー・メラニー~スイート・ホーム・アラバマ・スウィート / ジョージ・フェントン
George Fenton(ジョージ・フェントン):『ユー・ガット・メール』(1998年)や『アンナと王様』(1999年)などの映画のスコアを手掛けてきた人物。彼によるオリジナル・スコア「Sweet Home Alabama Suite」がサントラの最後を締め括る。
※YouTubeに、オフィシャルな動画が無く、(恐らくサブスク音楽配信サービスにも無いものも)ご紹介出来なかった楽曲もありますので、ぜひCD盤を手にして聴いてみてください💛
関連作品・音楽
👇映画『メラニーは行く!』のトレーラー
※日本語字幕はありません。
👇本作では、Lynyrd Skynyrd(レーナード・スキナード)が1974年に発表した「Sweet Home Alabama」をJEWEL(ジュエル)がカヴァー🎵
レイナード・スキナードのオリジナルVer.がこちら👇
👇本作でザ・コーリングがカヴァーしたオリジナル版は、Georgia Satellites(ジョージア・サテライツ)の「Keep Your Hands to Yourself」🎵
以前の記事で、アヴリル・ラヴィーンが『Let Go』の20周年記念盤をリリースし、そのボーナストラックとして「Falling Down」が収録されていて、そうだ!このサントラ(映画でも)で既に聴いた!と思い立って記事にしてみました(*^^*)
映画『メラニーは行く!』は、日本で2003年に公開された当時から気になっていて、レンタルがリリースされた時に視聴。
ラストでジュエルの歌う「Sweet Home Alabama」が流れ、めでたしめでたし(!?)と、余韻に浸れます(*‘ω‘ *)ロマンティック・コメディなので、深く考えずに観るのがおススメです。
ヒロインの身勝手さにイライラするとか、自己チュー過ぎて好きになれないとか、婚約者が凄くいい人なのにかわいそうとか、レビューでは散々な言われようですが、リース扮する主人公メラニーの婚約者も、他の女性と浮気しているのでは?という疑惑のシーンがあったようで、そのシーンがカットされたことで余計メラニーの悪行(⁉)だけが強調され、観客はメラニーにだけに嫌悪感を抱く結果になってしまたのでしょう...。メラニーも田舎で暮らす友人達をバカにするような発言をしたり、確かに劇中でも言われる"悪魔のメラニー"なのですが、リースが演じることでどこか憎めないキャラになっていると思います。因みにカットされたいくつかのシーンは、DVD等の特典映像で確認できますよ!!
余談ですが、数年後映画を見返してみた時に、ドラマ『24 -TWENTY FOUR』の人気キャラ(個人的にも大好きだった)クロエ・オブライエン役で知られるメアリー・リン・ライスカブがちょい役で出演していた事に気付き、ちょっと嬉しくなりました。
主演のリースは、『キューティ・ブロンド』シリーズで一躍ラブコメの女王と呼ばれ、日本でも人気を博しましたが、私のリース映画初見は『クルーエル・インテンションズ 』だったのでそちらの方が印象深い。
『クルーエル・インテンションズ』は、ラクロの小説『危険な関係』が原作で、舞台は18世紀ではなく、現代アメリカに移したものになっています。こちらは、サスペンス&ラブロマンスが、ハラハラドキドキな展開となっていますので、気になった方はぜひご覧ください(#^^#)
映画『メラニーは行く!』は、アメリカ南部アラバマの田舎町が舞台になっているので、サントラは主に、サザン・ロック、ロカビリー、カントリーやブルースで構成されています。
しみじみと聴かせる曲や、ハッピーで楽しくなれる曲など、バラエティ豊かな楽曲がたくさん収録されていますので、映画と併せて是非チェックしてみてくださいね!