Alanis Morissette アラニス・モリセット 『So-Called Chaos / ソー・コールド・カオス』(2004年)
『So Called Chaos / ソー・コールド・カオス』(2004年)
カナダ出身のシンガーソングライター、Alanis Morissette(アラニス・モリセット)の前作『Under Rug Swept』より約2年振りとなる4thアルバム。
『So-Called Chaos / ソー・コールド・カオス』 発売日:2004年5月
01. Eight Easy Steps / エイト・イージー・ステップス
02. Out Is Through / アウト・イズ・スルー
03. Excuses / エクスキュージズ
04. Doth I Protest Too Much / ドス・アイ・プロテスト・トゥー・マッチ
05. Knees Of My Bees / ニーズ・オブ・マイ・ビーズ
06. So-Called Chaos / ソー・コールド・カオス
07. Not All Me / ノット・オール・ミー
08. This Grudge / ディス・グラッジ
09. Spineless / スパインレス
10. Everything / エヴリシング
11. Everything(Vancouver Sessions) / エヴリシング(バンクーバー・セッションズ)
CD Extra Contains:
・Live performance of "Eight Easy Step"and"Excuses"from Session@AOL
・An inside look at the making of So-Called chaos
・Special acoustic version of "This Grudge"
Access to exclusive website containing:
・"We're With The Band" ※
Alanis' improv short film spoof
・"Everything"music video
※"We're With The Band" 国内盤ライナーノーツに日本語訳付き
プロデュース:Alanis Morissette(アラニス・モリセット)、John Shanks(ジョン・シャンクス)、Tim Thorney(ティム・ソーニー)
01. Eight Easy Steps / エイト・イージー・ステップス
3rdシングル。
ミュージックビデオは、過去のアラニスのMVに歌っている口元を合成(?)させたものになっていて、ちょっと口元の違和感があるのは否めない映像ですが、アイドル時代の歌って踊るアラニスも見る事の出来る興味深い作品になっています(*^^*)
Alanis Morissette - Eight Easy Steps (Official Video)
02. Out Is Through / アウト・イズ・スルー
2ndシングル。
穏やかな雰囲気のポップ・ソング。
03. Excuses / エクスキュージズ
メロディアスで心地良い1曲。
04. Doth I Protest Too Much / ドス・アイ・プロテスト・トゥー・マッチ
ポジティヴな内容のミディアム・ナンバー。
05. Knees Of My Bees / ニーズ・オブ・マイ・ビーズ
シタールの音色が良いアクセントになっている1曲。
どれほどボーイフレンドに対して夢中になっていたか、どんなに一生懸命恋をしていたをうまく表現する方法を考えていたアラニスが実際に彼に向かって何度か言った言葉”You make the knees of my bees weak(あなたといると膝がガクガクしてきちゃう)”が、タイトルのもととなっている。
06. So-Called Chaos / ソー・コールド・カオス
生きとし生けるものに対するリスペクトや、私たちみんな繋がっているという事をみんながしっかり認識し、意識を高める事ができたら自分達の中にある共通の規範に基づいて節度ある行動がとれるようになる。そうしたら警察や仲裁人や法律のルールなんて要らなくなるんじゃないかしら?という指摘を3分間の歌に込めた曲。
07. Not All Me / ノット・オール・ミー
自分の負うべき責任は自分で果たしてちょうだいね、と非常に断固たる姿勢で且つ優しい調子で頼んでいる1曲。
08. This Grudge / ディス・グラッジ
「14年と30分と15秒ずっとこの恨みを抱えてきた。
寛大になってこんな古びた恨みを手放してしまいたい。
私たちのどちらのためにも許したいの。」
と長年の恨みを手放し、相手を許すことの準備ができるということを示した1曲。
09. Spineless / スパインレス
「この曲の中で歌っているようになる事がずっと怖くてたまらなかった。
何の力も持たない虐げられた女性になることに対する恐怖があったおかげで、私は歯に衣着せぬ度胸の据わったフェミニストの活動家になった。
強い人間になりたいって、私をこんな風に強迫観念に取り憑かれたみたいにしたのはこの曲で歌っているような逆のタイプのおとなしくて何でも誰かの言いなりになるような女にはなりたくなかったから。
少なくともそれについて歌うことによって、自分の中のそういう部分を解消していく方向に1歩踏み出すきっかけができるんじゃないかと思うし、そうすればそういう部分に自分の人生を牛耳られることもなくなるでしょう。
私の今持っている強さや力を、元来あったソフトさとか脆さとバランスす取りながら共存させていけるようになればいいと思うわ」とアラニス。
10. Everything / エヴリシング
1stシングル。
ずっとアラニスのトレードマーク(?)だった長い髪をハサミでバッサリと切ってしまい、ショートヘアに。。。という楽しそうな雰囲気のMV。
(この時切られているアラニスの髪はウィッグで、実際には既にショートヘアだったそうですが…)
「誰かに対する究極のラヴ・ソングであると同時に、私自身への究極のラヴ・ソング」とアラニス。
Alanis Morissette - Everything (Official Video)
11. Everything(Vanvouver Sessions) / エヴリシング(バンクーバー・セッションズ)
ボーナストラック。
『So-Called Chaos』Alanis Morissette
恋多きアラニスがこの作品の2年程前(2002年頃)から付き合っている当時の恋人との関係が彼女を理想の形へと導き、自分のあらゆる性格を主張することに興味がもてるようになったという。
因みにこの時の恋人は俳優のライアン・レイノルズ。(代表作:映画『デッドプール』等)
アラニスとライアンは、婚約までしましたが2006年に婚約を解消。
その後ライアンは2008年にハリウッド女優のスカーレット・ヨハンソンと結婚しましたが約2年あまりで離婚。
そして2012年にドラマ『ゴシップガール』等で有名な女優ブレイク・ライブリーと結婚し、現在3児の父に。
アラニスは2010年にラッパーの”Souleye(ソウルアイ)”ことマリオ・トレッドウェイと結婚し、現在3児の母)
2002年、ドリュー・バリモアの誕生日パーティーでライアンと知り合い交際に発展したという二人の幸せっぷりが本作『So Called Chaos』で滲み出ていて、とても穏やかでポップで聴きやすいアルバムとなっています。
1stの頃のような刺々しい曲調・歌いっぷりも好きなので、ちょっと物足りなさも感じてしまいましたが。。。(^^;)
アラニスの最高にハッピーなアルバム(その後ライアンとは別れてしまうんだ…と思うとちょっと切なくなってしましますが、現在はお二人ともそれぞれ幸せになっているようなので結果オーライ(*^^*))。
未聴の方は是非チェックしてみて下さいね(#^^#)
昨年末公開された、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの「Happy Xmas(War Is Over)」のカヴァーでは、アラニスファミリーの幸せそうなミュージック・ビデオが印象的でした(#^^#)
3月5には、自身のアルバム『ジャグド・リトル・ピル』を基にしたミュージカル作品の為に書下ろしたという楽曲「Predator」(デモ・ヴァージョン)もリリースされていますので併せてチェックしてみて下さい💕
「Predator」Alanis Morissette
Alanis Morissette - Predator (Audio)
『So-Called Chaos』(2004)
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