IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

好きな音楽の事などを中心に書いております! I write mainly about my favorite music! HAVE FUN

Jewel ジュエル 『This Way』(2001年)

『This Way』(2001年)

アメリカのシンガーソングライター、Jewel(ジュエル)の、前作『Spirit』から約2年振りとなる3rdアルバム。

ディス・ウェイ

 前作がスロー・ミディアムテンポのゆったりとした、アレンジもシンプルなアルバムだったのに対し、今作は、今までのジュエルらしいギター弾き語り調の曲はもちろん、キャッチーなギター・ポップ調や、ギター・ロック色の強い曲など、バラエティ豊かな楽曲が並んだアルバムとなっています。

1st、2ndが地味すぎて苦手と嫌厭してきた人や、フォークよりポップ・ロックが好きなリスナーにも気に入って貰えるアルバムに仕上がっているのではないかと思います。
私も正直前作『Spirit』は素晴らしい名盤だと思いますが、『This Way』は聴きやすいうえ、ジュエルの色々なヴォーカルスタイルが聴ける作品になっているので個人的にこちらのリピート率の方が高い気がします(^^;)

 

「Standing Still」
大ヒットシングル曲。
サビはおもわず口ずさみたくなる、キャッチーで心地良いメロディが印象的。


Jewel - Standing Still (Official Music Video)

 

 「Break Me」
個人的に思い出深い1曲。エモーショナルなスローナンバー。


Jewel - Break Me (Official Music Video)

 

 「Do You Want To Play」
中盤~終盤にかけての”Don't think too hard~”で始まる1:47あたりからの流れがカッコよくて好きです!


Do You Want To Play?

 

「This Way」

ジュエルの可愛らしい声と心地良いアコースティック・ポップサウンドが印象的な1曲。


This Way

 

「Love Me Just Leave Me Alone」
終盤のジュエルのシャウトがカッコいい、フォーク・ロック!!


Love Me, Just Leave Me Alone

 

本作のプロデュースは、ジュエルと、Dann Huff(ダン・ホフ)。
(ダン・ホフ:メガデス、フィス・ヒルのプロデューサーをはじめ、ケニー・ロギンス、シャナイア・トゥエイン、ロッド・スチュワートセリーヌ・ディオン、ジョン・アンダーソン等多数のアーティストを手掛けている、ソングライター、ギタリストとしても知られている人物)

「Standing Still」「This Way」「I Won't Walk Away」は、Rick Nowels(リック・ノウェルズ)との共作。
(リック・ノウェルズ:エイス・オブ・ベイス、セリーヌ・ディオン、ベリンダ・カーライル、コアーズ他多数のヒット・ポップチューンを手掛けた)

前2作ではキャッチーさは皆無と言っていいほどのアルバムでしたが、今作『ディス・ウェイ』は、ダン・ホフやリック・ノウェルズとの仕事からか、キャッチーでメロディラインも明確な楽曲が目立ちます。かといって今までのジュエルらしい楽曲も無くなった訳ではなく、それらが絶妙なバランスで入っていて、今までのファンと、新規のロック・ポップスファン両方にそれぞれの良さを感じて頂けた作品になっているのではないでしょうか!!?

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