Leona Lewis レオナ・ルイス 『Echo』(2009年)
『Echo』(2009年)
イギリスのシンガー、Leona Lewis(レオナ・ルイス)の、前作『Spirit』より約2年振りの2ndアルバム。
アルバムリリース時24歳。
<プロフィール&バイオグラフィ> ※Wikiを参考に記載しています。
Leona Lewis(レオナ・ルイス)
本名:Leona Louise Lewis
1985年4月3日 生まれ
イギリス・ロンドン出身。
イギリスのオーディション番組『Xファクター』における優勝を経て成功を収めた歌手として知られる。
初シングルの「A Moment Like This」が2006年12月に発売され、発売開始から30分で55万人によってダウンロードされるという世界的大ヒットになる[3]。その次のシングル「Bleeding Love」がイギリスでは2007年の売り上げ1位になった。
初アルバム『Spirit』は2007年11月に発売され、イギリス・アイルランドチャートで1位を獲得。
デビューアルバムの売り上げ記録を両国で塗り替えた。
「Xファクター」出身者で英米ともに成功を収めたのはレオナ・ルイスが初めてである。
ロンドンにて、ガイアナ系の父親と、ウェールズ、イタリア、アイルランド系イギリス人の母親の間に生まれる。
男兄弟が2名(兄のブラッドリーと弟のカイル)おり、ともにイーストロンドンのハックニーで育った。12歳のころからベジタリアン。
5歳の時に演劇学校に入学し、のちに多数のアーティストを輩出してきた「ブリット・スクール」に入学。
12歳の時に初めて作詞をし、多数のタレント・コンテストで優秀な成績を収めた。
学校を卒業した後はウェイトレスやレジ店員の仕事などのアルバイトをしながら、レコーディングスタジオで活動する資金集めをしていた。
デモアルバムを作成し、15歳の時に音楽プロデューサーのマーレイ・ウィルズの目に留まる。
彼によってアメリカのソニーへと招待されたが、レコード契約をするには至らなかった。
シンガーソングライターとしてのキャリアを諦めかけていたが、ボーイフレンドの勧めで「Xファクター」に応募した。
2006年、第3シリーズの「Xファクター」のオーディションを受け、「オーバー・ザ・レインボー」を披露。
特にテイク・ザットの曲を歌うなどをして観客から歓声を浴びた。
同年の12月16日に「Xファクター」優勝となり、ソニーとレコード契約を結ぶ。
Xファクター期間中、レオナの声は当時の審査員、サイモン・コーウェル、ボーイゾーンのマネージャー、ルイ・ウォルシュとシャロン・オズボーンからずっと絶賛されていたが、同時に審査員からはもっと自分に自信を持つべきだという声もあった。
決勝戦でレオナとテイク・ザットとがデュエットした後、メンバーのゲイリー・バーロウはサイモン・コーウェルに「彼女は今までこの番組に出た最高の出場者の、多分50倍位才能があるだろう。だから君には彼女と一緒に最高のレコードを作る大きな責任があるよ」と語りかけ、レオナに最大級の賛辞を送った 。
ケリー・クラークソンの「A Moment Like This」をレコーディングし、各CDショップに発送されたがこのときまだ『Xファクター』で誰が優勝するかは確定しておらず、この曲自身も誰が歌っているのか公にされていなかった。
2006年12月20日に発売され、その3日前の17日にはデジタル配信でも発売されていた。発売開始から30分で55万回ダウンロードは世界記録である。
57万枚以上を売り上げ、テイク・ザットの「ペイシェンス」を全英チャートで破り、24日に2006年イギリスのクリスマスナンバー1曲となった 。
全英チャートで4週間1位の座を守り、アイルランドでは6週間続いた。
2007年2月にアメリカの大手レコード会社と1000万ドル近くの契約を結ぶ。
同月16日に「A Moment Like This」が2007年のブリット・アワードのシングル部門にノミネートされたが受賞にはいたらなかった。
デビューアルバム『Spirit』が2007年11月9日にアイルランドで、イギリスでは同月12日に発売され、両国のチャート1位となり、また初アルバムの最速売り上げ記録を更新した。
2008年1月に世界中で発売となり、ニュージーランド、オーストラリア、オーストリア、ドイツ、スイスでチャート1位を獲得。
レオナはロンドン、マイアミ、ニューヨーク、アトランタでマックス・マーティン(バックストリート・ボーイズ、ブリトニー・スピアーズなど)など著名な音楽プロデューサーとレコーディングをした。
またNE-YO(ニーヨ)、Akon(エイコン)」とフィーチャリングをした。
2枚目のシングル「Bleeding Love」(ライアン・テダーら提供)が英国で2007年10月22日に発売され、レオナは『Xファクター』シリーズ4で初めてライブで歌った。
発売日当日に6万6千枚を売り上げ、1週目で22万近く売り上げた。
これは2007年の1週目の最多売り上げ記録である。
全英チャートで7周連続で、アイルランドで8週連続でチャート1位を記録。
また、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、ノルウェー、スイス、ベルギー、オランダ、オーストリア、ブルガリアで1位を記録。
アメリカでもビルボードチャートで1位を記録し、UK出身女性アーティストの全英・全米1位は20年ぶりの快挙となった。
2008年1月14日、ブリット・アワードにベストアルバム・シングル部門を含む4部門でノミネートされ、2月20日の授賞式で歌うことが同時に発表された。
ブリットアワード当日、有力視されながら授賞を逃したものの、「Bleeding Love」を歌った。
3枚目のシングルはダブルAサイドで「Better in Time/Footprints in the Sand」を2008年3月にリリース。これはBBC主催のチャリティ、"Sport Relief"の一環で彼女自身も南アフリカ共和国に訪れている。
2008年5月8日に来日。
2008年8月24日の北京オリンピック閉会式で、ロックバンド、レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジとともに登場。
レッド・ツェッペリンの「胸いっぱいの愛を」を歌唱した。
2009年にはジェームズ・キャメロン監督の大作映画『アバター』の主題歌「I See You」のボーカルを担当した。
同年11月にセカンドアルバム、「Echo」をリリースし、UKアルバムチャート1位を獲得。
同アルバムからのシングル「Happy」は9月にリリースされ、UKチャートで2位を記録。
日本でもトップ10にランクインした。
2010年には、アルバム『Echo』から「My Hands」がファイナルファンタジーXIIIの海外版テーマソングとして選ばれた。
また、ハイチ大地震のチャリティソング、「Everybody Hurts」のレコーディングに参加した。
2010年5月から7月にかけて初のツアー”ザ・ラビリンス”を行った。
日本版Wikiには、9歳のころから付き合っている男性とともに暮らしており、「将来は彼と結婚したい。」と語っていた、とあるが、海外版のWikiには、2019年7月に、2010年から交際している長年の婚約者、プロのダンサー、振付家のデニス・ジャウチと結婚しました。との事。
(この9歳の頃から付き合っていた人とは別れてしまったのかな...。それとも同一人物?)
<discography>
『Christmas, With Love』Christmas, with Love (2013年)
今作『Echo』では、新たにジョン・シャンクス、ジャスティン・ティンバーレイクがプロデュースに参加。
そしてオアシスの名曲のカヴァーなど、レオナの新たな一面を聴く事の出来る、極上のポップ&バラードアルバムとなっています(*^^*)
「happy」
1stシングル。
1stアルバム『Spirit』の大ヒット曲「Bleeding Love」で組んだ、ワンリパブリックのライアン・テダーと、ビヨンセやリアーナ等に曲を提供しているエヴァン・ボガートとレオナが共作した曲。
「I Got You」
2ndシングル。
メロディが波打つように上下するコーラス部分がなんともドラマティック。
「Can't Breathe」
レオナの高音ヴォーカルが兎に角美しい1曲です。
「Brave」
ダークな雰囲気の曲。
「Outta My Head」
今までのレオナの曲になかったような、エレクトロ・ポップ調のサウンドが印象的。
プロデュースはマックス・マーティン&シェルバック。
「My Hands」
海外版TVゲーム「Final Fantasy13」のテーマソングに起用された曲。
エモーショナルなバラード。
「Love Letter」
心地良いリズムのポップ・ナンバー。
「Broken」
ジョン・シャンクスのプロデュース曲。
個人的にお気に入りの1曲。
とてもエモーショナルで切ないメロディが刺さる1曲です…。
「Naked」
テンポの良いポップ・ナンバー。
「Stop Crying Your Heart Out」
オアシスのカヴァー。
原曲は『Heathen Chemistry』(2002)に収録されています。
レオナ・ヴァージョンは彼女の声量を存分に引き出だした感動的な1曲に仕上がっています(*^^*)
「Don't Let Me Down」
ジャスティン・ティンバーレイクと共作し、彼とのデュエット(コーラス)が聴ける1曲。
こちら↓はコンサート映像なのでジャスティンは出ていませんが、気になった方はオリジナルをチェックしてみて下さい(^^)/
「Alive」
トリーネ・レインのヒット曲「Just Missed The Train」を書いた事で知られるダニエル・ブリズボワと、ジョン・シャンクスとレオナの共作。
王道のバラードですが伸びやかなメロディラインは流石ブリセボワ。
「Lost Then Found」with onerepublic
アメリカのロックバンド、ワンリパブリックとのコラボ曲。
ワンリパブリックのヴォーカル、ライアン・テダーは、レオナの「Bleeding Love」、今作トラック1の「Happy」、ボーナストラックの「You Don't Care」のソングライティングにも参加しています。
この曲が終わり、長い無音の後、シークレット・トラック(下記で紹介)が収録されているのでCDでは最後まで耳を澄ませて。(*^^*)
「Stone Hearts & Hand Grenade」(hidden track)
シークレット・トラック。
「You Don't Care」
ボーナス・トラック。
ライアン・テダーとレオナの共作。
「Let It Rain」
ボーナストラック。
ジョンシャンクス&ダニエル・ブリセボワ&レオナの共作。
「Fly Here Now」
ボーナストラック。
「Happy」Jason Nevins Remix Edit
ボーナストラック。
1stアルバムの時よりバラエティに富んだが楽曲が集まり、個人的には前作よりお気に入り(*^^*)
前作から引き続きワンリパブリックのライアン・テダーが本作でも参加し、レオナの新たな魅力を引き出してくれています(*^^*)
ダニエル・ブリズボワとジョン・シャンクスのコンビ+レオナの組み合わせで書かれた「Alive」は個人的にかなり胸熱です...( ;∀;)
ドラマティックでエモーショナル...。
レオナの美しい歌声に存分に浸れる1枚となっています!
未聴の方は是非チェックしてみて下さいね!!(*^^*)