Charlotte Martin シャーロット・マーティン 『On Your Shore』(2004年)
『On Your Shore』(2004年)
アメリカのミュージシャン・シンガーソングライター、Charlotte Martin(シャーロット・マーティン)のメジャー・デビュー・アルバム。
日本国内盤未発売。
<プロフィール&バイオグラフィ> ※Wikiを参考に記載しています。
本名:Charlotte Ann Martin
1976年10月31日生まれ。
高校卒業後は東イリノイ大学に進学しオペラを専攻、1998年に卒業。
同年に自身の友人の死を受けて作られたアルバム『Mystery, Magic & Seeds』を制作。
1999年にロサンゼルスに移住。
2001年に2ndアルバム『One Girl Army』を制作したがリリースは見送られた。
しかし同名タイトルのEPに本作から数曲が選曲され2002年にリリースされた。
2004年8月にRCAレコードよりメジャーデビューアルバム『On Your Shore』をリリース。
同年にプロモーション・ツアーをリズ・フェア、カーディガンズらと行った。
2005年にミュージシャン&プロデューサーのケン・アンドリュースと結婚し、2008年に長男のローネンを出産するが、産後に神経障害に罹り、作曲・レコーディング期間を延期せざるを得なくなる。
2011年に長女ステラを出産。
2014年2月に最新アルバム『Water Breaks Stone』をリリース。
最新アルバムは『Dawn』『Monotonous Night』(2019年)(ヴォーカルなしのピアノ曲作品)
『On Your Shore』
<プロデュース/曲クレジット>
Ken Andrews & Charlotte Martin
All Songs Written by Charlotte Martin
Charlotte Martinは、ピアノを主体に、ダークでメロディアスな楽曲、そして、美しい歌声が印象的なアーティストです。
「On Your Shore」
ピアノのメロディラインがとても印象的なアルバムオープニングトラック。
ストリングスも取り入れられ、ダークで荘厳な世界観を体現しています。
「Limits Of Our Love」
ドラムの打ち込み音と、終盤にバック・コーラスで何度も繰り返されるフレーズが印象的な1曲。
「Your Armor」
悲し気なメロディのスローナンバー。
ピアノとストリングアレンジのみのシンプルな構成で、聴き入ってしまう1曲。
「Every Time It Rains」
シングル曲。
メランコリックで美しいメロディがお気に入りの1曲。
「Steel」
ラストのピアノのソロパートが好きです(^^♪
「Sweet Chariot」
イントロのピアノの音色からすでに切ない雰囲気が溢れています(ノД`)・゜・。
チャリオット(Chariot)とは、古代の戦争に用いられた戦闘用馬車の事。
「Madman」
静と動のメリハリのある曲。
終盤のコーラス部が印象的( ゚Д゚)
「Up All Night」
個人的に好きな1曲。
このアルバムには珍しく、普通のピアノではなく、エレクトロリック・ピアノを使用した1曲。
メランコリックで、アップテンポでいて且つメロディアス。
シャーロットの書く曲は俗離れしている…。
「Haunted」
こちらもエレクトリック・ピアノを使った1曲。
ピアノの低音が不穏な雰囲気...。
「Parade On」
ピアノとホルンのアレンジの美しいバラード。
「Something Like A Hero」
ピアノの低音と高音のコントラスト!!
「Beautiful Life」
ピアノとシャーロットのヴォーカルのが素晴らしい1曲。
「Wild Horses」
ボーナストラック。
ローリング・ストーンズの「Wild Horses」のカヴァー。
一部アカペラで歌われるところなど、シャーロットの美しい高音が鳥肌モノです。
ピアノ系のヴォーカル作品が好きな方には特におすすめのアーティスト!
そして10代の頃には”ミス・イリノイ・ティーンUSA”に輝くほどの美貌の持ち主!
正に、才色兼備な女性です!(*^^*)
シャーロット・マーティンの国内盤CDは出ていないし、日本でもあまり紹介されてはいないと思うので、知名度は低いですが、トーリ・エイモス等のビッグアーティストにも負けず劣らずのソングライティングと美しい歌声とピアノの演奏力(と他にも多種多様の楽器も操る!)とセンスを持ったずば抜けた才能を持っているアーティストだと(個人的に)思っていますので、是非聴いてみて下さいませ(*^^*)