IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

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Sarah McLachlan サラ・マクラクラン 『Afterglow』(2003年)

 『AFTERGLOW』(2003年)

  カナダ出身のシンガーソングライター、Sarah McLachlanサラ・マクラクラン)の5thアルバム。

アフターグロウ

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<プロフィール&バイオグラフィ> Wikiを参考に記載しています。

Sarah McLachlanサラ・マクラクラン) 
本名:Sarah Ann McLachlan
1968年1月28日 生まれ
カナダのノバスコシア州ハリファックス出身。

 

幼少時からピアノやギター、クラシックの声楽を学び、後にはニューウェイヴ系の音楽に傾倒。

バンド活動をしていた17歳の時にソロ・デビューの話を持ち掛けられるが、両親の勧めに従い高校に通い続け、卒業後は地元の美大に1年間在学した。
その後バンクーバーに移り、1988年『Touch』でデビュー。翌1989年には世界中で発売され、日本でも収録曲の「Vox」がCMに起用され、話題になった。

1994年に発表された3作目『Fumbling Towards Ecstacy』は40位以内にチャートインしなかったが、62週間チャートインし続け、全米のみで500万枚の大ヒットを記録する。

1997年2月に、自らのサポート・ドラマーであったAshwin Sood(アシュウィン・スード)と結婚。
そして、同年に4作目となる『Surfacing』を発表。
この作品はビルボード初登場2位を記録し、全米で800万枚、世界中では1000万枚を超え、ダイアモンドに認定される大ヒット作品となり、グラミー賞では最優秀女性ヴォーカルパフォーマンス部門を含む三部門を受賞。
リカット・シングル「Building A Mystery」「Adia」「Angel」のいずれもヒットし、その中でも「Angel」は様々なアーティストにカバーされ、ライブでも必ず披露するなど、サラの代表曲の1つとなっている。
また、「Adia」は同出身国の歌手であるAvril Lavigneアヴリル・ラヴィーン)がMSN Liveでカヴァ―している。
(以前にこのブログでもご紹介していますのでチェックしてみて下さい(#^^#))

この作品の発表に先立ち、同年に女性主導型のライヴイベントであるリリス・フェアを提唱。
このイベントには世界から女性アーティストが賛同し、ジュエルやシェリル・クロウスザンヌ・ヴェガやインディゴ・ガールズらが賛同、1997年から1999年にかけて全米およびカナダ各地で開催され、大成功を収めた。

1999年には、ライヴ・アルバム『Mirrorball』を発表し、この作品も200万枚を超えるヒットとなる。
リリス・フェアの最後のツアーが終わった以降、子育てや家庭に専念する。

2001年にブリティッシュコロンビア勲章を受章した。

2002年4月6日に、長女India Ann Sushil Sood(インディア・アン・スーシル・スード)を出産。

2004年に、『Afterglow』を引っ提げて復活。
リカット・シングル「Fallen」や数作のシングルはヒットにこそならなかったが、アルバムは初週だけで30万枚、以降200万枚を超えてダブル・プラチナ・アルバムに認定され、グラミー賞にノミネートされた。
また、収録曲「Answer」がファンや批評家の評価が高く、ジョディ・フォスター主演の映画『ブレイブ ワン』の主題歌となっているが、シングル・カットはされていない。
さらに、カナダ勲章(オフィサー)を受章。

2008年6月22日、次女Taja Summer Sood(タージャ・サマー・スード)が誕生するが、9月に Ashwin Sood(アシュウィン・スード)と離別したことを公表した。

2009年10月、翌2010年夏にリリス・フェアが再開されることを発表。

2010年2月12日、バンクーバーオリンピック開会式に登場し、「Ordinary Miracle」を歌唱した。
また、この「Ordinary Miracle」は、映画「シャーロットのおくりもの」の主題歌にもなっている。

2010年6月15日、7年ぶりのスタジオ・アルバム『Laws of Illusion』を発売。
前作のゆったりした曲調とは違い、ドラムやシンセイザー、エレキギター、コーラスなどの新しい音源を使用した曲が多いのが特徴。
アルバムからのリード曲「Loving You Is Easy」はビルボードチャート17位を獲得。
今作からは、ドラマーが元夫のアシュウィン・スードからマット・チャンバーレインとなった。
また、スーザン・イーナンのクレジット曲「Bring on the Wonder」も収録された。
アルバムは初週で95,000枚をセールス、前回ほどの初動には及ばなかったが、全米ビルボードチャートTop200で第3位を記録。
また、アメリカ国内ですでに20万枚以上のセールスを継続中。
また、リリス・フェアでもこのアルバムから「Illusion of Bliss」「Forgiveness」「Heart Break」「Loving You Is Easy」がセレクトされている。

2014年5月、アルバム『Shine on』発表。

2016年 10月、アルバム『Wonderland』発表。

 

 <Discography>

『Touch』(1988)

Touch


『Solace』(1991)

ときめき


『Fumbling Towards Ecstasy』(1993)

エクスタシー


『Surfacing』(1997)

サーフィシング


Afterglow』 (2003)

アフターグロウ


『Wintersong』(2006)

ウインターソング


『Laws of Illusion』(2010)

Laws of Illusion


『Shine On』(2014)

Shine On


『Wonderland』(2016)

Wonderland

 

Afterglow

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「Fallen」

1stシングル。
メランコリックでメロディアスな1曲。

youtu.be

 

「World On Fire」

3rdシングル。
非常に美しいメロディ…。
歌詞には、9.11米同時多発テロ事件の事と思われるフレーズも並ぶ。

youtu.be

 

「Stupid」

2ndシングル。

youtu.be

 

「Drifting」

優しい雰囲気のスロー・ナンバー。

 

「Train Wreck」

個人的にお気に入りの1曲。

 

「Push」

心地良いスロー・ナンバー。

 

「Answer」

サラの美しい歌声が引き立ったスロー・バラード。
 

「Time」

心地良いテンポのミディアム・ナンバー。

 

「Perfect Girl」

美しいメロディが印象的で、スピリチュアルな雰囲気も醸している1曲。

 

「Dirty Little Secret」

ピアノメインのアレンジで、心に沁みる1曲です。

 

「Fallen(Live)」

ボーナス・トラック

 

「Answer(Live)」

ボーナス・トラック

 

 

このアルバムの制作途中で、サラの母親が病気になってしまい、その一方でサラ自身の妊娠が判明。
全ての作業を中断して母親の看病をしたものの、母親は亡くなり、その数か月後に出産と、音楽制作に専念できないように大事が次から次へと畳みかけ、結局制作には2年半以上掛かってやっと完成した作品とのこと。
アルバムのクレジットには、サラは自分の母親と娘にこのアルバムを捧げているが、2人に向けた歌はここには収録されていないと話す。
(収録曲もそれ以前に書き始めていたものばかり)

曲作りの楽器は、最近使っていたギターからピアノに替え、コード・チェンジなど自由に試すことが出来たといいます。

そして、自らの最高傑作と自負しながらも、「今まで発表してきたアルバムの中で一番歌詞の内容が暗いアルバム」と語る今作『Afterglow』、ダークな雰囲気の中にサラの優しさと美しさが滲み出ている名作です!
未聴の方は是非チェックしてみて下さいね!(#^^#)

 

アフターグロウ

 

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