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Michelle Branch ミシェル・ブランチ 『Hopeless Romantic』(2017年)

『Hopeless Romantic』(2017年)

アメリカのシンガーソングライター、Michelle Branchミシェル・ブランチ)の前作のミニ・アルバム『Everything Comes & Goes』(2010年)より7年振り、フル・アルバムとしては、『Hotel Paper』から実に14年振りとなる作品。

ホープレス・ロマンティック

ホープレス・ロマンティック

 

 本作のプロデュースは、Patrick Carney(パトリック・カーニー)とGus Seyffert(ガス・セイファート)

 

 2011年に、『West Coast Time』というタイトルでニュー・アルバムが発売されると発表されていましたが、いつになっても発売されず…。

ミシェルは“レーベル側からは、もっとシングルにふさわしいポップな曲が欲しい”と言われていると話していたというので、その後レーベルとの間でまとまりがつかないまま、リリースに至らなかったということでしょうか???。。。非常に残念でした(T_T)

その後…

ミシェルは、2015年7月に、ユニバーサルミュージック傘下のヴァーヴ・ミュージック・グループと契約すると発表。

 

プライベートでは、2014年頃から20歳で結婚(21歳で娘を出産している)した19歳年上の夫テディーと別居報道があり、2015年秋に離婚。 

 

ミシェルは、2015年2月、グラミー賞のパーティー会場でThe Black Keys(ザ・ブラック・キーズ)のドラマー Patrick Carney(パトリック・カーニー)と知り合い、その場で自分の音楽活動について長話をしてしまったことから、このアルバムは作成される事となります。
パトリックから、「長い間曲を発表していないよね?今はどうなってるの?僕はずっと君の声が大好きなんだよね」と言われ、ミシェルはすぐに数曲のデモを送り、そこから音のイメージを大まかに描いていったっそうです。
その後パトリックとは恋愛関係に発展!!(#^.^#)
(ちょいとパトリックさん、最初からミシェルを狙っていたんじゃあないでしょうねぇ!?という私の個人的な心の声は野暮なので仕舞っておきましょう(^^;))

2017年2月3日にシングル「Hopeless Romantic」リリース。
同年4月7日にアルバム『Hopeless Romantic』リリース。

ミシェルの14年振りのアルバム発売を急に知ったということもあり、あまり予習なしに購入して聴いた本作。
初めて1曲目を耳にした感想は、、、
ん?ミシェル…??となるような、今までのミシェルの音楽とは全く違う曲調・サウンド・歌い方で、びっくり。
今までのミシェルは、哀愁を帯びながらも力強い歌声、発声が特徴で、ロックなギターサウンドを奏でていました。。。
今作は、終始気だるい控えめなヴォーカルで、サウンドもドリーム・ポップ調。
これまでのミシェルの音楽を期待していたら肩透かしを食うかも。。。

 

「Best You Ever」

オープニング・トラック。
一度聴いたら病みつきになりそうな中毒性のあるメロディ。
歌い方もガラッと変わった印象ですが、どことなく”ミシェル節”も感じられます。


Michelle Branch - Best You Ever

 

「You're Good」
ちょっと変わったサウンド・アレンジの1曲。


You’re Good

 

「Fault Line」

 サビだけ聴けばミシェルが歌ってると気付かない程、今までのミシェルからイメチェンしてます。


Michelle Branch - Fault Line (Audio)

 

「Hopeless Romantic」

 アルバム・タイトル曲。
シングルリリースされた曲。
気だるい感じが独特の雰囲気ある1曲ですね。


Michelle Branch - Hopeless Romantic

 

「Living A Lie」

 アルバム中でもアップテンポで変わった曲調の1曲。


Living A Lie

 

「Knock Yourself Out」

 ゆったりと流れるようなメロディが心地良い1曲。


Knock Yourself Out

 

 

「Last Night」

 イントロのサウンドがどこかで聴き覚えがある気がするんだけど何だったかな。。。


Last Night

 

「City」

 ラストトラック。
2012年にミシェルが書いた曲。
ミシェルはこの曲の事を「何かを変えたいって気付いたことを歌った曲。自分の気持ちに正直になれて膝打ちをするような瞬間だった。一旦曲を歌うと、”そう、こういうことね”って思えたの」とのこと。


City

 

 

個人的にアルバムの感想としまして、ドリーム・ポップとして聴くと、聴けば聴くほど味の出てくるスルメのような(笑)アルバムですが、一貫して同じような曲調・サウンドなので、飽きてきてしまう感は拭えません(^^;)
同じ雰囲気のドリーム・ポップ調という事で云えば、先日ご紹介した、テイラー・スウィフトの『Lover』の「You Need To Calm Down」「Me!」ように、何か2曲程”ズバッ!!”とインパクトのある曲を入れてくれたらまた評価が違ったかもしれませんが、それはそれでアルバム全体のまとまりがうんぬんかんぬん....となってしまうんでしょうか。。。
今までのミシェルの音楽を求めていたリスナーには案の定すこぶる不評のようですが、これはこれ、あれはあれ、とすればそこまで悪くはないアルバムです。
ロックなミシェルを聴きたかったというのも勿論ありますが...(^_^;)
さて、あなたの評価はドッチ???

 

ホープレス・ロマンティック

ホープレス・ロマンティック

 

 

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