Trine Rein トリーネ・レイン 『Beneath My Skin』(1996年)
『Beneath My Skin』(1996年)
ノルウェーの歌手、Trine Rein(トリーネ・レイン)の、前作『Finders Keepers』より3年振となる2ndアルバム。
邦題は『そよ風を胸に抱いて』
前作1stアルバム『Finders Keepers』が(日本で)40万枚を売り上げ、日本でも大ヒットとなり、北欧ブームの火付け役となったトリーネ。
今作『Beneath My Skin』に収録されている「Torn」は、トリーネの約2年後に、Natalie Imbruglia (ナタリー・インブルーリア)がデビューシングルで歌い、大ヒットさせています!
Anne PrevenとScott Cutler(前作の名曲「Just Missed The Trein」を書いた2人)、Phil Thornalley(元The Cureのベースで、プロデューサー・ソングライターとしても活躍)、Eric Pressly、Ellen Shipley、Amund Enger、Paul Halberg、Per Øystein Sørensenがソングライティングにクレジットされています!
「The State I'm In」
アルバム・オープニング曲。
コーラス部分が印象に残るミドル・テンポの1曲。
Sinead O'Connoer(シネイド・オコナー)も数年後にアルバム『Faith And Courage』でカヴァーしています。
「Torn」
この約2年後に、ナタリー・インブルーリアもデビューシングルでカヴァー。
ナタリーは、トリーネ以上の大ヒットを記録。
ナタリーはナチュラルな歌声で心地良い感じで、トリーネ・ヴァージョンは、気持ちいくらいパワフルでソウルフルな印象(#^^#)
「Look At Me」
個人的にお気に入りの曲。
歌い出しからのメロディが良し。
いつもより控え目なトリーネのヴォーカルも耳に心地良い。
「Old Soul」
名曲「ジャスト・ミスト・ザ・トレイン」を書いた、Scott & Anneのコンビの曲。
トリーネお得意のパワフルなヴォーカルを聴ける1曲
youtu.be
「Comes Love」
”北欧のマライア”と言われる所以。
エモーショナルで迫力のある歌声…。
切なげなバラード。
「Do You Really Wanna Leave MeThis Way」
どこかメランコリックなポップ・ナンバー。
「Good Time」
”ドゥッッドドゥラダラダッドウェィ”という男性のコーラスが耳から離れません(^^;)
陽気な雰囲気です(*^^*)
「Have A Little Faith In Me」
John Hiatt(ジョン・ハイアット)の名曲のカヴァー。
因みにオリジナルのジョン・ハイアット・ヴァージョンを私が初めて聴いたのは、ジョニー・デップ主演の映画『妹の恋人』の劇中のBGM。
ヒロインの子(メアリー・スチュアート・マスターソン)といい感じになるシーンで流れていました(*^^*)
トリーネ・ヴァージョンも負けず劣らずステキです!!
「A Little More Of You」
低音のベースラインと、一癖あるメロディとダークな雰囲気がカッコいい1曲。
サウンド・メロディとも、ハードロックなテイストも感じられ、なんだか昔のSkid Rrowとかそのあたりが歌っていても違和感ない感じがする(#^^#)
「Touch」
テンポの良いポップ・ナンバー。
”タッチマイバーディ!ドゥーイライッ!!”と一緒に歌いたくなってしまうノリのいい曲。
「Sowly」
クールでいて妖艶な雰囲気を醸し出している曲。
「Never Far Away」
スロウなメロディが心地よいバラード。
「Cry Baby」
ボーナス・トラック。
ジャニス・ジョプリンがヒットさせた事で有名な同曲のカヴァー。
トリーネの迫力のヴォーカルが存分に発揮されています!!
北欧系のアーティストとしては勿論、世界中を見てもトリーネは歌の巧さと、迫力が群を抜いています。
ナタリー・インブルーリアもヒットさせた「Torn」も、トリーネの方は迫力の仕上がり!
ゼヒ聴き比べてみて下さい!(*^^*)