IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

好きな音楽の事などを中心に書いております! I write mainly about my favorite music! HAVE FUN

KT Tunstall ケイティー・タンストール 『Tiger Suit』(2010年)

 『Tiger Suit』(2010年)

 

スコットランド出身のシンガー・ソングライター、KT Tunstall (ケイティー・タンストール)の前作『Drastic Fantastic』より3年振りとなる3rdアルバム。

タイガー・スーツ

タイガー・スーツ

 

 

 本作では、Jim Abbiss(ジム・アビス)がプロデューサーを担当。
アークティック・モンキーズ、アデル、カサビアン等)

 

※各曲について、一部ライナーノーツのケイティーの曲解説を参考に記載しています。

「Unmmannaq Song」

ケイティーが、グリーンランドにあるウマナックという場所を沢山の人達(ミュージシャンの中に、坂本龍一もいたとか)と訪れた時の経験にインスパイアされて出来た曲。
ウマナックの自然にいる感覚で聴いてみて下さい(*^^*)

youtu.be

 

「Glamour Puss」

3rdシングル(イギリス)
見た目は美しいのに下ネタなどのくだらない話も出来て、どんな状況にも対応できるカッコイイ女友達について書いた曲とのこと。

youtu.be

 

「Push That Knot Away」

”夜の森”のイメージで、恐怖から走って逃げるのではなく、恐怖に怯えず勇敢に立ち向かうのがテーマ。ケイティーは、この曲で子供の好奇心旺盛さと恐いもの知らずなところを表現したかったそう。

youtu.be

 

「Difficulty」

冒頭のドラム音は、小さなマイクを胸に装着して録ったケイティーの鼓動とのこと。
”私にとってこの音は、友情が成立する中で最も正直で大事な音だわ”とケイティー

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「Fade Like A Shadow」

1stシングル(アメリカ)
「実は何ヵ月もある人にとりつかれているの。その人はまだ生きているんだけど、私がその人物と接触したことで、まるで天罰が下ったかのように彼らが連続的に出没するようになって…彼らを取り払うことが出来なくなったの。私は、その生き霊と和解する為にその人物の名前を書いたTシャツを作って着たら、その人はやっと私を解放してくれたわ」とケイティー。。。
え?生霊ってホンモノの…!???(;゚Д゚)

youtu.be

 

「Lost」

端的に言うと”旅の唄”だとケイティー
3つのセクションに分かれていて、1つ目が”弱さ”、次が”情熱的な強さ”、最後が”冷静さ”。
ケイティはこの曲を聴いた時に感情の移行を感じたいからこれら3つを回顧的に歌ったそう。

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「Golden Frames」

中西部の小さな町に住む、町内一かわいい女の子が宇宙人に誘拐される物語だそう。
またこの曲は、子供たちがテレビやドラッグの影響で、もしくはただ単に自分の住む町に飽きたから、”今までの世界”から”新しい世界”へ移り消えてしまうことを隠喩してもいるとケイティー

youtu.be

 

「Come On, Get In」

4thシングル。
この曲は「道を歩いていたあなたの横にアンティークでカッコイイムスタング(アメ車)が止まって、ドアが開いたけど運転手の顔は見えない。だけど彼は”乗りなよ!”とあなたに言っている。どうしよう?」というアイデアを思い付いたところから出来たとのこと。
でもこれは”この恋愛はくだらないね。お互い別々の道を歩いたほうがきっと楽しいから別れよう”というポジティブな別れの唄でもあるとケイティー

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「(Still A)Weirdo」

2ndシングル(イギリス)
ケイティー曰く、”人ってたまに自分自身を遠くから客観的に見て、以前自分自身を客観視した時に感じた事と今の気持ちが違うことに気づく事があるじゃない?これはそんな感情の変化について歌った歌よ”

youtu.be

 

「Madam Trudeaux」

1970年代のカナダの首相夫人であるMargaret Trudeauを取り巻く噂と、彼女とThe Rolling Stonesとの関係についての歌とのこと。
ケイティーはロサンゼルスにいた時にかなり誇張されたこの”ロックンロール伝説”を聴いたそうで、それがきっかけで、真実ではなくて、敢えてこの誇張された話についての歌を書きたいと思うようになったそう。ケイティーは意図的に本当か嘘かわからない噂話について書き、名前の綴りを間違えたし、”首相”ではなく”大統領”という言葉を使っている。

youtu.be

 

「The Entertainer」

ケイティー「今までこの世が誇る最高峰のラブソングを音楽史に残した歌手の映画を何本か見てきた。例えばMarvin GayeRay Charles、そして一番衝撃的だったChet Baker
私はこれらの素晴らしい美声の持ち主がプライベートの恋愛では完全なるダメ男だったことや、彼らの家庭が壊されたりする悲しい出来事を引き起こしたという事実に衝撃を受けたわ。”The Entertainer”は音楽のシーンのフロントマンから人生をハチャメチャにされたすべての女性への賛歌ってとこね」

youtu.be

 

「New York, I Love You But You're Bringing Me Down」
(Live from the hiro ballroom, New York)

ボーナス・トラック

 

「It Doesn't Have To Be Like This(Baby)」

 ボーナス・トラック

 

「今までフォーク・ミュージックだったけど、全く違う領域のダンス・ミュージック寄りな世界を探求したいという思いがアルバム制作当初からあった」とケイティーが話すように、今回のアルバムではアップテンポでリズミックな楽曲が目立ちます。 
ストーリーテラー的な歌詞にも注目の1枚です!
チェックしてみて下さい(*^^*)

 

タイガー・スーツ

 

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