Savage Garden サヴェージ・ガーデン 『Affirmation』(1999年)
『Affirmation』(1999年)
オーストラリア出身のポップ・デュオSavage Garden(サヴェージ・ガーデン)の2ndアルバム。
オーストラリア出身の2人組のバンド。
ヴォーカルのダレン・ヘイズと、キーボード・ギター・プログラミング担当のダニエル・ジョーンズの2人からなるデュオ。
2枚のアルバムを発表した後、2001年に解散。
本作は、彼らの2ndアルバムにして最後のオリジナルアルバム。
詳しいプロフィールは、1stアルバムの記事に書いていますので、チェックしてみて下さい!
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今作は、セリーヌ・ディオンやリッキー・マーティン、マライア・キャリーなど大物スターを手懸けてきたWalter Afanasieff(ウォルター・アファナシェフ)の熱烈なラブコール(!?)により、彼をプロデューサーに迎え制作されたそうです。
ダニエルは、ウォルターと自分達の音楽は全然違うと思った為、最初すぐには了解はしなかったそう。
そんな中、ダニエルのところにウォルターの方から電話が掛かってきて、結果はどうであれ、一度一緒にトライする事になり、すぐにアメリカに居るダレンと合流して4日間レコーディング作業を行った。
その結果出来上がったのが「The Animal Song」。
1つの実験でもあったウォルター・アファナシェフのプロデュースによる「The Animal Song」のレコーディングが見事に成功したことで、彼とサヴェージ・ガーデンの間に絶対的な信頼関係も生まれた。
その後ダニエルは再びオーストラリアに戻り、プライヴェート・スタジオでのマテリアル作りを再び開始。
それを形にしてはその音源をアメリカに居るダレンとウォルターにデジタル回線を通じて送り、ダレンの歌詞とヴォーカルトラック、ウォルターのアドバイスを得ては修正していくという作業を繰り返した。
そして改めてダニエルがアメリカへと渡り、ダレンとウォルターに合流したのは、アルバム用のマテリアルが揃った1999年4月の事だった。
オーストラリアから発信された音源をベースにサンフランシスコで完璧な形にまとめ上げられた本作は、ウォルターの呼びかけで集まったネーザン・イーストやマイケル・ランドウ、スティーヴ・スミスやマイケル・トンプソンといった超一流のスタジオミュージシャンの強力なバックアップもあった。
「今の音楽シーンに影響を与えている最新の機材、それに一流のミュージシャンが使えたんだからレコーディング中は常に興奮していたよ。もちろんテクノロジーの面では色々と冒険もしたしね。でも、その中で常に頭にあったのはサヴェージ・ガーデンならではのポップ・センスを保つということ。僕たちはポップ・バンドであることを素直に認めているし、それだけにちゃんと中身があって、皆が共感できるポップ・アルバムを作る事だけを考えていたんだ」byダニエル
※国内盤ライナーノーツを参考に記載しています。
前作『Savage Garden』よりさらにヴァージョンアップした、Savage Gardenの2ndアルバムを聴いていきましょ
う!!
「Affirmation」
アルバム・タイトル曲&オープニングトラック。
アップテンポでとってもキャッチーな1曲です!
Savage Garden - Affirmation (Official Video)
「Hold Me」
ダレンのエモーショナルな歌声に聴き惚れてしまうミディアム・ナンバー。
Savage Garden - Hold Me (Video Version)
「I Knew I Loved You」
ダレンの美声にうっとり(#^^#)のバラード曲
Savage Garden - I Knew I Loved You (Official Video)
「The Best Thing」
こちらもアップテンポなポップロックナンバー!
「Crash And Burn」
彼らの音楽はメロディセンスが逸材!
心地良いグッドメロディをご堪能下され(#^^#)
「Chained To You」
アップテンポでクールなギター・ロックナンバー!!
「The Animal Song」
ダレンの美声高音ヴォイスを堪能できるポップナンバーです!
Savage Garden - The Animal Song (Official Video)
「The Lover After Me」
ダレンの素敵な歌声と心地良いGOODなMELODY(#^^#)のミディアムバラード。
「Two Beds And A Coffee Machine」
ピアノのイントロからのバイオリンの音色が切ない雰囲気を醸し出しています。
とてもエモーショナルな雰囲気たっぷりの1曲。
個人的にお気に入りの1曲(#^^#)
「You Can Still Be Free」
ダレンの美しいファルセットにも注目の、バラード曲。
「Gunning Down Romance」
シンセのサウンドが印象的なクールな楽曲に仕上がっています。
「I Don't Know You Anymore」
ラスト・トラック。
ピアノメインのアレンジのしっとりと聴かせるバラード。
『Affirmation』
先日ご紹介した、2003年のARIA賞で、療養中で歌えないDelta Goodrem(デルタ・グッドレム)の代わりに彼女の曲「Lost Without You」を歌いデルタを讃えたダレン。
その時はサヴェージ・ガーデン解散から2年後だったのですね。。。
1st『Savage Garden』にあったようなマイケル・ジャクソンぽいテイストは無くなってしまったのは少し残念ではありますが、ウォルターと手懸けたアルバムということで、とてもドラマティックで、メロディラインも王道なポップソングが並びます。
サヴェージ・ガーデンは2枚のアルバムを出して解散してしまったので、今作が最後のアルバム。
ダレンはソロ・アーティストとしても活躍していましたが、彼のソロアルバムは聴けていないので、是非そちらも聴けたらご紹介したいと思います(#^^#)
前作『Savage Garden』もとてもクールでキャッチーでポップなアルバムなので、1st、2nd両方是非チェックしてみてくださいね!
『Affirmation』