Savage Garden サヴェージ・ガーデン 『Savage Garden』(1997年)
『Savage Garden』(1997年)
オーストラリア出身の2人組のバンド。
ヴォーカルのダレン・ヘイズと、キーボード・ギター・プログラミング担当のダニエル・ジョーンズの2人からなるデュオ。
2枚のアルバムを発表した後、2001年に解散。
本作『Savage Garden』は彼らの1stアルバム。
<プロフィール> ※Wikiを引用・参照しています。
Vo.-Darren Stanley Hayes(ダレン・ヘイズ)
1972年5月8日 生まれ
オーストラリア・ブリスベン出身のシンガーソングライター。
g・key-Daniel Jones(ダニエル・ジョーンズ)
1973年7月22日生まれ
イギリス生まれのオーストラリアのミュージシャン、ソングライター。
解散後はレコードプロデューサー業に転身。
1993年、当時”Red Edge”というバンドで活動していたダニエル・ジョーンズが、ブリスベンの新聞にヴォーカリスト募集の広告を出したところ、当地の大学の学生だったダレン・ヘイズが現れ、オーディションを経てバンドに加入。
翌1994年にダニエルとダレンは共にバンドを離れ、デュオでの活動を始めた。
”サヴェージ・ガーデン”というバンド名は、アン・ライスの「ヴァンパイア・クロニクルズ」に出てくる一節”The mind of each man is a savage garden...”から取られた。
ダレンはこの「ヴァンパイア・クロニクルズ」のファンであった。
1996年、地元オーストラリアのレーベル”ロードショー・ミュージック”よりデビューシングルとなる「I Want You」をリリース。
これがオーストラリア国内で大ヒットとなり、彼らはアメリカのレコード会社にも注目される存在となった。
メジャーレーベル間の争奪戦の末、コロムビア・レコードが契約。
コロムビアから出した2枚目のシングル「To the Moon and Back」は、1997年1月にチャート1位を記録してまたしてもヒットとなった。
3枚目のシングル「Truly Madly Deeply」の後、デビューアルバムとなる『Savage Garden』を発表。
このアルバムは同年3月にオーストラリアでチャート1位になり、17週にわたってトップの座を維持していた。
世界中で彼らの人気が高まるのに呼応して、1998年にはワールド・ツアーも敢行。
1999年、「The Animal Song」「I Knew I Loved You」と2枚のシングルを出した後、2枚目のアルバム『Affirmation』を発表。
この頃から曲調がアダルト・コンテンポラリー的な雰囲気を帯びるようになり、同年のビルボード・ミュージック・アワードでは「Hot 100 Singles Airplay of the Year」部門の他に「Adult Contemporary Single of the Year」で受賞。
さらに翌2000年にも同アワードの「Best Adult Contemporary Video」「No. 1 Adult Contemporary Song of the Year」「No. 1 Adult Contemporary Artist of the Year」を受賞した。
2000年にはルチアーノ・パヴァロッティが毎年開催しているチャリティコンサートにダレンが出演したり、シドニーオリンピックの閉会式で「Affirmation」を歌うといった活動も展開した。
高い人気を得ていた彼らであったが、2001年10月、デュオの解散が発表された。
その後ダレンはソロ活動の道に進み、アルバム『Spin』『The Tension And The Spark』『This Delicate Thing We've Made』『Secret Codes and Battleships』をリリースした。
ダニエルは自らレーベルを興し、他アーティストのプロデュース業に転身した。
本作『Savage Garden』は、全米チャートを駆け昇った大ヒットシングル「I Want You」を収録したSavage Gardenの記念すべき1stアルバムです!
解散から19年近く経っていますが、近年では「I Want You」がアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第四部のEDテーマ曲に使用され、アニメのファンや、洋楽を聴かない層にも知られように。
ディヴァイナルズやフー・ドゥー・グールズ、ム―ヴィング・ピクチャーズなど数多くのバンドを手懸けてきたチャールズ・フィッシャーというオーストラリアのトップ・プロデューサーを起用してレコーディングされたました。(「Santa Monica」のみセルフ・プロデュース)
エレクトロニカルなエッセンスが良いアクセントになっている、メロウ&キャッチーでポップな作品に仕上がっています!!
「To The Moon & Back」
2ndシングル。
メランコリックでメロウなメロディ…。
ダレンの歌声が”甘ぁ~い!!”(#^^#)
「I Want You」
デビュー・シングル。\
近年、アニメ「ジョジョ」のOP曲にもなったクールな1曲。
ラップ調のヴォーカルとエレクトロ・ポップ調のサウンドが病みつきになる1曲。
「Truly Madly Deeply」
3rdシングル。
エモーショナルなミディアム・バラード。
うん、めっちゃGOODなMELODYです。
「Tears Of Pearls」
アップテンポでポップなナンバー。
少しマイケル・ジャクソンっぽい雰囲気がしないでもないなぁと思ったら、ダレンは昔からマイケルがフェイヴァリットのようです(#^^#)
「Universe」
5thシングル。
ダレンの切ない歌声が素敵なスローナンバー。
「Carry On Dancing」
メランコリックな雰囲気の歌い出しからの、”キャリオン、キャリオンダンシン♪”が頭から離れなくなる1曲(^^♪
「Violet」
これもちょっとマイケル・ジャクソンっぽいテイストが入っているカッコイイ1曲。
「Break Me Shake Me」
4thシングル。
ロック調のキラー・チューン。
ベースラインが印象的です!
「A Thousand Words」
こちらもリズム感・サウンドがマイケルちっくな1曲。
「Promises」
王道ポップスといった感じの1曲。
「Mine(And You Could Be)」
日本盤のみのボーナス・トラック。
メロウで少しダークな雰囲気の1曲。
「Santa Monica」
ラスト・トラック。
切なさを漂わせているミディアム・ナンバー。
メロディラインも美しい1曲です。
因みに、ダレンは 1994年にメイクアップ・アーティストのコルビー・テイラーというオーストラリア人女性と結婚していましたが、1998年に別居、2000年に離婚しています。
2006年6月19日、2年越しの恋人であった英国人男性リチャード・カレンと、ロンドンにて同性結婚。
ダレン自身のコメントは、「普段、自分の私生活についてコメントする事はほとんどありませんが、私はボーイフレンドとロンドンで結婚しました。人生で最も幸せな日となりました」(Wikiより)
との事!!同性婚していたとは、ちょっとびっくりですが、素敵な事じゃないですか(#^^#)
にしてもダレン・ヘイズ良い声ですねぇ。。。
ユーロ・ポップ的なエレクトロ感と、ビート感はマイケル・ジャクソンぽさもあり、それらの音楽が好きなリスナーには必聴の1枚!
そしてメロディがバツグンにGOOD!!
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」のOP曲で初めてSavage Gardenを知り、気になった方にも是非聴いて頂きたい名盤です!
因みに漫画「ジョジョ」は洋楽ネタ満載なので、元々ご存じの方も多いかも知れませんが....。