Taylor Swift テイラー・スウィフト 『1989』(2014年)
『1989』(2014年)
アメリカのカントリー、ポップ・シンガーソングライター、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の、『Red』(2012年)より2年振りとなる5thアルバム。
アルバムタイトルの”1989”は、テイラーの生まれた年で、80年代のポップ・ミュージックに影響を受けたアルバムとなっています。
当時、アルバムより先駆けて発表された「Shake It Off」を聴いて、テイラーの振り切りっぷりにポカーン( ゜Д゜)となってしまいましたよ、私は(笑)
前作『Red』で、ポップ系の楽曲が多かったのは前兆としてあったけど...
ここまで振り切った”ザ・アメリカのノリノリなポップソング”を出してこようとは。
しかも邦題が「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」って。。。
テイラー曰く、
「過去の私の作品は、ギター中心のサウンドで、ドラムも生演奏だったけれど、新曲を書いている段階でキーボードやシンセパッド、ドラムマシーンを使ったサウンドが浮かんできた。ヴォーカルもエフェクトを使うなど、新しい方法を試したくなったの。自分の心境の変化を正しく認識するのは大切なこと。進化を望むならその変化を恐れずに、素直に受け入れる必要があると思う」
どんな音楽になっていようと、聴きますよ!テイちゃん!(#^^#)
「Welcome To New York」
アルバム・オープニング曲
イントロから、80年代ダンスポップ風。
もう私の知っているテイラーはいません...。
が、新しいテイラーも受け入れましょう!!
「Blank Space」
MVのテイラーの怒りが...怖いです…(^^;)
「Style」
タイトルも”スタイル”なだけに、元彼ハリー・スタイルズの事を書いたと噂されている曲。 MVにテイラーと出演しているのはイギリスの俳優ドミニク・シャーウッド。
彼は海外ドラマ『シャドウハンター:The Mortal Instruments』にジェイス役で出演しています。気になった方は是非ドラマもチェックしてみてください(#^^#)
「Out Of The Woods」
こちらもハリー・スタイルズについて書かれたといわれている曲。
サビのAre we out of the woods yet........がいつまでも耳に残る印象的な1曲。
Taylor Swift - Out Of The Woods
「Shake It Off」
”元彼が新しいカノジョを連れてきたの~”からの一節が、これまたハリー・スタイルズの事だと言われています…(^^;)(どんだけハリーに未練あるんだよ、とツッコミは置いといて…)
老若男女、みんな一緒に踊りましょう!的なノリノリソング。
この曲を車内で流してノリノリで車を運転するアメリカの警察官が面白いと動画サイトで話題になり、こんなアメリカ人てイイな(#^^#)と思いました(笑)なので、その面白ポリスの動画もついでにご紹介します!
↓テイラーの「Shake It Off」を聴きながらノリノリで運転する素敵なポリス(#^^#)
この警察官は、アメリカ・デラウェアのドーバー警察署に勤務するジェフ・デイビスさん。デイビスさんには4人の子供がおり、10歳の娘さんが『Shake it Off』を歌っていたため、覚えたそうです。
また、この動画には、テイラー・スウィフト自身もTwitterで反応。
どうやら本人も、映像を見てウケていたみたいですね(#^^#)
「Bad Blood」
MVでは、テイラーの親交のある、セレーナ・ゴメスや、モデル・女優などが勢ぞろいで出演して話題となりました。
テイラー軍団VSテイラーの宿敵(!?)ケイティ・ペリーに見立てたと思われるセレーナ・ゴメス達のド派手な戦争が繰り広げられる!
因みにテイラーの長年の宿敵であるケイティ・ペリーとは、昨年(2019年)のアルバム『Lover』の「 You Need To Calm Down」のMVで仲良さげに共演。
2人は完全和解し、長年の確執が終わりを迎えたようだといわれています!
いやー、良かったね(^^;)
「Wildest Dreams」
切なげな雰囲気の漂うミディアム・ナンバー。
「How You Get The Girl」
東京ドーム公演の時も披露した、電飾の付いたピンクのワンピースと、ピンクのアンブレラがカワイイステージ!!
明るい雰囲気のポップソングです!
「Clean」
ラスト・トラック。
アルバム中でもしっとり聴かせる1曲です。
「New Romantics」
ボーナス・トラックですが、アップテンポのキラー・ポップ・チューンで、コンサートでも冒頭で披露されたお勧めの1曲です!
80'sな雰囲気のポップソングに、現代的なサウンドをミックスさせた、新生テイラーを感じられたアルバムでした!
カントリーもいいけど、ポップソングもテイラーの声質にピッタリで、とても高クオリティなアルバムに仕上がっているのではないかと思います。
前作『Red』から引き続き、今作では多数の曲をマックス・マーティン&シェルバックのプロデュースで、最高のポップ・アルバムになっています!