Taylor Swift テイラー・スウィフト 『Reputation』(2017年)
『reputation』(2017年)
アメリカのカントリー、ポップ・シンガーソングライター、Taylor Swift (テイラー・スウィフト)の前作『1989』より3年振りとなる6thアルバム。
前作が軽やかなポップ・ソングの詰まったアルバムだったのに対し、こちらは少しダークな雰囲気を醸し出しているアルバム。でもやはり今回もやっぱりカントリーソングは皆無で、ダーク・ポップ!?という感じです。
誰かの事を分かっていると思っていても、実際それは、その人がこちらに見せようと思っている姿だということ。
説明はこれ以上ありません。
あとは評判(Reputation)が出回るだけです。
(アルバム ブックレット冒頭に書かれているテイラーの”Reputation”というタイトルのメッセージより対訳を一部抜粋)
↑テイラーの『Reputation』”私が人々について学んだこと”というメッセージ記事がすんごく長く書かれているので、気になった方はブックレット&国内盤の対訳をご覧ください(#^^#)
「…Ready For It?」
MVが攻殻機動隊ぽくてカッコイイです。
「End Game」feat.ED SHEERAN & FUTURE
アルバム『Red』の中の1曲でもデュエットしたエド・シーランと再度共演。
今回はフューチャーというラッパーと3人の共演となっています。
フューチャーは、アメリカジョージア州出身のラッパーで、6枚のアルバム及びミックステープが全米1位を獲得するなどアメリカのヒップホップシーンを代表する存在だそうで、ヒップホップ感溢れる(?)今までのテイラーにはない楽曲に仕上がっています。
MVには東京のような場所も出てきて、エド・シーランとお酒を飲んだりゲーセンで遊んだり自販機の前で”エンドゲーム”と書かれた紙パックのジュースをテイラーが飲んでいます。
「Delicate」
MVがとても面白くて、好きな1曲です!
有名人のテイラーは、自分が注目されることに疲れてきてしまっていた…。
ふと鏡の前で変顔をしていたら、急に鏡に自分の姿が映らなくなってしまい、誰にもテイラーの姿が見えず、声も聞こえなくなってしまった。
ここぞとばかりにはしゃぎまくるテイラー。
縦横無尽にコミカルなダンスを繰り広げます。
楽しく踊っていたテイラーですが…続きは是非ご覧ください(#^^#)
テイラーの変顔&ダンスは必見ですよ!
「Look What You Made Me Do」
因縁の相手カニエ・ウェストの事を歌った内容だと言われています(^^;)
カニエ・ウェストとは、2009年のMTVビデオ・ミュージックアウォードの授賞式で、テイラーが「You Belong With Me」で最優秀女性アーティスト・ビデオ賞を受賞した際に、酒に酔ったカニエ・ウェストがステージに乱入、スピーチするテイラーからマイクを奪い取り、”ビヨンセが受賞すべきだ”という暴言を吐いた事が長年の確執の発端。
その後一時期和解したかと思いきや、カニエの2016年の新曲でテイラーの事を歌った内容が大問題になり、またお互い仲が悪くなってしまったようです…。
MVではパロディ満載の内容が話題となっています!(が、パロディに見せかけて秘密のメッセージが隠されている!?後述参照)
私個人的にパロディ元か、似ていると思ったシーンが、
冒頭の墓地からゾンビテイラー=マイケル・ジャクソン「スリラー」
鳥かごブランコテイラー=ココ・シャネルのヴァネッサ・パラディのCM
金属バット振り回しテイラー=映画『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン
他はなにか似ている元ネタがあるのかわかりませんが、どうやらパロディというより、テイラーの秘密のメッセージが隠されている!?との噂。
↓こちらのサイトで詳しく書かれているのでチェックしてみて下さい。
「Gorgeous」
アルバム中でも軽やかなポップソング。ダークな曲ばかりだと滅入ってしまうのでこういう曲を挟んでくれると安心します(^^;)
「Getaway Car」
前作『1989』の「Out Od The Woods」辺りを彷彿とさせる曲。
「New Year's Day」
アルバムラストトラック。
シンプルなアレンジで、アルバム中でもしっとり聴かせる1曲。
前作『1989』からポップス路線に方向転換したテイラー。
彼女にとってはごく自然な流れで、今までの自分(テイラー)に決別して新しいテイラーを世界中に見せつけてくれました。
ポップスあり、ヒップホップ風楽曲あり!
前作よりダークでクールなアルバムになっています!