Natalie Imbruglia ナタリー・インブルーリア 『Counting Down The Days』(2005年)
『Counting Down the Days』(2005年)
オーストラリア出身、イギリス在住の歌手、Natalie Imbruglia(ナタリー・インブルーリア)の、前作『White Lillies Island』より約3年半ぶりの3rdアルバム。
前作『White Lillies Island』で6曲を手懸けたゲイリー・クラークが、今回も参加し、2曲を手懸けています。(Track 7,11)
前作から、イアン・スタンリーも1曲(Track 7)をプロデュースで参加。
今作は、Martin Harringtonが6曲を手懸けています。
「Shiver」では、アニー・レノックス、ウィル・ヤングなどを手懸けたスティーブン・リプソンがプロ―デュース。この曲には、他にアッシュ・ハウズ&マーティン・ハリントンが共同プロデューサーとなっている。(カイリー・ミノーグ、アトミック・キトゥン)
そして「Satisfied」と「Counting Down The Days」はナタリーの(当時の)夫のシルヴァーチェアーのフロントマン、ダニエル・ジョーンズが参加。
「Counting Down The Days」ではプロデュース、「Satisfied」ではプロデュースと、ソングライティングも手懸けている。
「Starting Today」
イントロのアコギの音色から、ナチュラルなアコースティックサウンドが心地良い…。
「Shiver」
1stシングル。
カーアクションからの映画のような展開のMVにも注目!
アコースティック・ポップ・ナンバー!
「Satisfied」
ナタリーの(当時の)夫、シルヴァーチェアーのダニエルがソングライティング&プロデュースした1曲。
キャッチーで流麗なメロディーが印象的な1曲です。
「Counting Down The Days」
2ndシングル。
エモーショナルなミディアムスローナンバー。
「I Won't Be Lost」
アコギのリズムが綺麗な落ち着いたミディアム・ナンバー。
「Slow Down」
メロウな1曲です。
「Sanctuary」
イントロなど時折鳴るサイレンのような音色が印象的(というか気になる)なアップテンポなキラーチューン。
「Perfectly」
爽やかなアコースティック・ナンバーです。
「On The Run」
低音のピアノの調べが不穏な雰囲気を掻き立てているダークな曲調の1曲。
「Come On Home」
マンダリンの音色が印象的な1曲。
「When You're Sleeping」
ストリングスのアレンジが美しいミディアムナンバー.
「Honeycomb Child」
オルゴール(?)のような音色が美しく印象的なラストトラック。
じっくりと聴き入ってしまうスローナンバー。
今作は、アコースティック・ギターを中心に、アコースティック系の音色が美しく、心地良いポップ・アルバムとなっていました!
アコギで始まるのイントロの「Starting Today」「I Won't Be Lost」「Perfectly」なんかは、スウェディッシュ・ポップ系が好きなら嬉しくなるような曲調&サウンド。(ナタリーは勿論スウェディッシュではありませんが(^^;))
1st『Left of the Middle』でははエッジが効いたクールなギターサウンド、2nd『White Lillies Island』では アコースティックににエレクトロニカも取り入れられたハイブリッド的なサウンド、そして3rdアルバムである本作『Counting Down the Days』は、ナタリーのクリスタルボイスが引き立つ、ナチュラルなアコースティック・サウンドを前面に押し出したアルバムという印象でした!
シンプル&キュート&クールな女性ヴォーカル作品がお好きな方には特におススメですので、前2作と共に是非チェックしてみて下さい!(*^^*)