IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

好きな音楽の事などを中心に書いております! I write mainly about my favorite music! HAVE FUN

The Strokes ザ・ストロークス 『First Impressions Of Earth』(2005年)

『First Impressions of Earth』(2005年)

アメリカ・ニューヨーク出身のロックバンド、The Strokesザ・ストロークス)の前作『Room on Fire』より約2年振りとなる3rdアルバム。

ファースト・インプレッションズ・オブ・アース

ファースト・インプレッションズ・オブ・アース

 

 

本作『First Impressions of Earth』ではデヴィッド・カーン(David Kahne)がエンジニアとプロデュースを担当。
前2作をプロデュースしてきたゴードン・ラファエル(Gordon Raphael)は「Razorblade」「Electricityscape」「Killing Lies」の3曲のみプロデュースに参加しています。(この作品以降、ゴードンはストロークスのプロデュースを交代しています)

 

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「You Only Live Once」

3rdシングル。
MVは「Heart In A Cage」と同じサミュエル・バイエルが監督。
囲まれた部屋で白い衣装で演奏するバンドに、部屋を埋め尽くす様にタバコのタールが降り注いで来ます。。。それでも演奏を続けるメンバーの最後は....。(;゚Д゚)
部屋が彼らの肺であることを暗示しています。
これはテントの中でバンドが泡で満たされながら演奏するローリング・ストーンズのMV「 It's Only Rock 'n Roll (But I Like It)」へのオマージュとなっている??
このMVのジュリアンの(ちょっとヤバい)表情と奇妙な動き(ダンス?)にも注目。。。
Don't don't don't get out”の所など、色々とオカシな動き(ポーズ?)にも注目です(^^;)

youtu.be

 

「Juicebox」

1stシングル。
マイケル・パルミエリ監督のクリストファー・ドイルの映画撮影で監督されたMVには、コメディアンのデビッド・クロスがニューヨークのラジオ局でDJとして出演。
MVの内容には健全な青少年には刺激の強いセクシャルな表現も…。
その他、嘔吐(吐しゃ物も)する場面などもあり、人によっては見るに堪えないMVとなっていますので、MVが気になる方は個々にお調べくださいね(^^;)

 

「Heart In A Cage」

2ndシングル。
サミュエル・バイエルが監督し、ニューヨークで撮影された。
それは白黒で撮影され、背の高い高層ビルや歌手ジュリアン・カサブランカスの場合、歩道に横たわるなど、市内の様々な場所で演奏するバンドメンバーを撮影。
アルバートは、風で建物の上から吹き飛ばされそうになり死にかけたとか(^^;)
(さらにアルバートは「ミュージックビデオの撮影で死にそうになったのは初めてではない」とコメントも。)

youtu.be

 

「Razorblade」

 

「On The Other Side」

 

Vision Of Division」

ジュリアン、ニコライ、アルバート、ファブ、ニック5人全員による共作。

 

「Ask Me Anything」

ジュリアン、ニックの共作。

youtu.be

 

「Electricityscape」

ジュリアン、アルバートの共作。

 

「Killing Lies」

ジュリアン、ニコライの共作。

 

「Fear Of Sleep」

 

「15 Minutes」

 

「Ize Of The World」
 

「Evening Sun」

ジュリアン、ファブの共作。

 

「Red Light」

 

 

 前2作ではほぼアルバムの全部をジュリアンだけでソングライティングされていましたが、今作ではジュリアンがそれぞれのメンバー&メンバー全員で共作した曲が5曲程あります(*^^*)

ラストトラック(「Red Light」)はキャッチーな曲で締め括られていますが、 序盤にシングル曲やキャッチーでインパクトのある曲がまとまってしまっていて、中盤から終盤は今ひとつ、サウンドもメロディもそれほど印象に残らない感じ...。
個人的には前2作が良すぎたので(特に1作目)そこまで聴き込めなかったアルバムです…。
前2作をプロデュースしたゴードン・ラファエルがこの作品では少ししか関わっていないせいか、メインのプロデューサーがデヴィッド・カーンになったせいか、今作でのジュリアンのソングライティングがいまいちだったのか、メンバーの全員がソングライティングに参加したのが逆に良くなかったのか原因は良く分かりませんが、ストロークスの個性的な音楽はあまり変わっていないはずなのですが、何か少し物足りなさを感じるアルバムでした。
(あくまでも個人的な感想です…)

(次作『Angles』も、プレイヤーに落としたものの、やっぱりしっくりこなく、あまり聴いていません。そしてそれ以降ストロークス、聴いていません!!(`・ω・´))

あれから年月が経ち、今また改めてじっくりと聴いてみたいという思いもあります…。

今年の4月に7年振りの新作『The New Abnormal』もリリースされたようなので、気が向いたら(!?)聴いてみようと思います(#^^#)

 

ファースト・インプレッションズ・オブ・アース

 

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