The Sundays ザ・サンデイズ 『Blind』(1992年)
『Blind』(1992年)
イギリスのネオアコバンド、The Sundays(ザ・サンデイズ)の前作『Reading Writing & Arithmetic』より2年振りとなる2ndアルバム。
邦題は『硝子色の物語』
<メンバー>
guiter - David Gavurin(デビッド・ガブリン)
voice - Harriet Wheeler(ハリエット・ホイーラー)
bass - Paul Brindley(ポール・ブリンドレイ)
drams - Patrick Hannan(パトリック・ハナン)
『Blind』
Songs by David Gavurin , Harriet Wheeler
Produced by Gavurin , Wheeler & Dave Anderson
Engineered by Dave Anderson
<discography>
『Reading Writing & Arithmetic』邦題『天使のささやき』(1990)
『Blind』邦題『硝子色の物語』(1992)
『Static & Silence』邦題『スタティック&サイレンス』(1997)
本作は、ザ・サンデイズの全3枚のアルバムの中で、最も暗く実験的な作品で、陰鬱な雰囲気とダークなドリーム・ポップ的世界観はCocteau Twins(コクトー・ツインズ)にも通ずるものがあります。
(コクトー・ツインズのサウンドにエフェクトっぽいのを無くして、シンプルにした感じ…)
国内盤では、アルバムタイトルと、曲タイトルも文学的(?)で素敵な邦題が付いています(*^^*)
「I Feel / 夢の中で」
「Goodbye / 昨日にさよなら」
「Life & Soul/ 蒼の世界」
「More / MORE」
「On Earth / ON EARTH ~ サウンド・オブ・イングランド」
「God Made Me / 堕ちた天使たち」
「Love / LOVE」
「What Do You Think? / 螺旋階段の迷路」
「24 Hours / 長い一日」
アルバムタイトルである”blind”はこの曲の歌詞からとられている。
「Blood On My Hands / 冬の終りに」
「Medicine / メディスン」
「Wild Horses / ワイルド・ホーセズ」
ボーナス・トラック
The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)のカヴァー。
サンデイズの作品は、ハリエットのキュートな歌声とは裏腹に、いわゆるキャッチーなポップ・ソングが殆ど無く、淡々とした非常に地味な楽曲ばかりです…。
でも、このダークでいてドリーミーなサウンドは、サンデイズにしか創れない独特の世界感を持ち、とても惹きつけられる音楽&アーティストです。(#^^#)
ネオアコ系、地味系、インディー・ポップ、ギターポップ&ロック系がお好きな方におススメの1枚、是非チェックしてみて下さいね(^^♪