Yasmine Garbi ジャスミン・ガービ 『Yes』（1997年）
『Yes』（1997年）
スウェーデンの女優・歌手、Yasmine Garbi（ジャスミン・ガービ）の歌手デビューアルバム。
アルバムリリース時25~26歳。
邦題は『イエス！』
名前の読み方（発音）は、”ジャスミン・ガービ”だか、”ヤスミン・ガルビ”だか、正しくはよく分かりませんが、日本盤では”ジャスミン”と表記されていますので、ここでは”ジャスミン”と呼ばせて頂きます(#^^#)
因みに日本盤では、苗字である”Garbi”は無きものとされています（笑）
＜プロフィール＆バイオグラフィ＞ ※Wikiとライナーノーツを参考に記載しています。
名前：Anna Yasmine Garbi
1970年10月9日生まれのスウェーデン・ストックホルム出身の女優・歌手。
イタリアとモロッコのハーフである父親と、スウェーデン生まれの母親との間に生まれる。
父が好きでよく聴いていた音楽はフランク・シナトラとジャズ。
母親はビートルズやジャニス・ジョプリンなどのロックが好きだった他、ラフマニノフやモーツァルトも好きだったそう。
ジャスミンは家にあったそれらのレコードの中から好きなものを選んで聴いていた。
「私にとってのヒーローは…...音楽の世界で敢えて挙げるならエルヴィスとモーツァルトかしら。どちらかというと、映画に夢を持っていたの。イングリッド・バーグマンやマリリン・モンロー、グレタ・ガルボやソフィア・ローレンを尊敬していたわ」
と話す通り、元々女優をやりながら今作を発表したようで、今現在ジャスミンは女優業メインで活躍しているようです。
3歳からクラシック・バレエを習っていた。
12歳の時に引っ越した先で、バレエを趣味にしているジャスミンを隣人達に変わった目で見られ、結局周囲の態度に耐えられなくなりバレエを辞めてしまう。
12歳からは女性サッカーチームに加入し、コーチには”君は才能がある”と言われるも、ジャスミンの興味は演技の方に移っていき、女優としての活動に力を入れるようになる。
そして、スウェーデン国内でオンエアされていたソープ・オペラ”Nudler och 08:or”では高い評価を得ていた。
1996年1月、ジャスミンが出演していたテレビのシューティングの時にカウボーイの恰好をしたエキストラが、撮影の合間に彼女が口ずさんでいるのを聴き、その彼が”声を気に入った”と話しかけてきた。
自分はソングライターで、自分の曲にピッタリくる女の子を探していたと説明された。
最初は信用できなかったジャスミンだったが、彼のアパートでデモを聴かされて信用せざるをえなくなり、それからすぐに彼が書いた曲を1曲レコーディングして、それをレーベルのA&Rが聴き、あっという間にレコード契約を結ぶこととなった。
そのカウボーイの恰好をしたエキストラは、パトリック・バーグレンといい、もともと俳優ではなく、90年代初頭には自らバンドを率いて活動していたギター・プレイヤーであり、ソングライターだったそうだ。
また、そのパトリックと初めて録ったデモを聴いたのは、POLARレーベルで、パインフォレスト・クランチらを手掛けるA&R。
ジャスミンの声に触発されながら、パトリックは次々に曲を仕上げていき、このアルバムでは大半が新たに書き下ろされたものだそう。
「Opening」
「Yes!」
「Sister（Need Ya）」
「Little Man Tate」
「Someone To Love」
「Last Day Of The Week」
「Lover」
「Together When We Hurt」
「Late Night Falling」
「Wellingtons」
「70's Girl」
「That Day Might Come For Real」
海外のWikiを見ても、ジャスミンは女優として映画やテレビに出演した作品は載っているのですが、このアルバムのことに全く触れられていなく、この作品は既に彼女の黒歴史になってしまっているのでしょうか…？？(^^;)
アルバムは、ジャスミンの可憐な歌声と、爽やかで軽やかなPOPソングが並ぶ作品になっています(#^^#)
軽やかでフワッと聴けるポップソングばかりなので、女性ヴォーカルの爽やか系ポップスがお好きな方は是非チェックしてみて下さい！
日本盤が一応リリースされているジャスミンですが、如何せん知名度が低そうなので、このアルバムを入手するのはなかなか難しいかなと思いましたが、 検索してみると中古で激安で（割と大量に？）売られているので、少しでも気になった方は是非手に取って聴いてみて下さい(*^^*)
