IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

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Sophie Zelmani ソフィー・セルマーニ 『A Decade of Dreams 1995-2005』(2005年)

 『DECADE OF DREAMS 1995-2005』(2005年)

スウェーデンのシンガーソングライター、Sophie Zelmani(ソフィー・セルマーニ)の2005年発表のベスト・アルバム

 邦題は『ゆめのつづき』

ゆめのつづき

ゆめのつづき

 

 

<プロフィール&バイオグラフィ>
Wikiとベスト盤ライナーノーツを参考に記載しています。

Sophie Zelmani(ソフィー・セルマーニ)
名前:Sophie Edkvist
1972年2月12日、スウェーデンストックホルム郊外で生まれる。

小さい頃に実の父親を亡くしていて、セルマーニというラスト・ネームは、ロシア系の母親のものを使っている。

幼少期は、サッカーをしたり、男の子たちと競争をしたりと、お転婆だったソフィーは、14歳の時に義理の父親からいくつかのギター・コードを教えられ、それでギターを爪弾いているうち、自分で曲を作るようになっていた。
曲作りに夢中になりながら、ソフィーは自分が本当にやりたいことを初めて見つけらたという喜びも味わっていた。

ソフィーは曲作りを続け、曲がたまるとそれらを地元の小さなスタジオで録音し、そのテープをスウェーデンの三つのレコード会社に送ってみた。
テープを送ってはみたものの、うまくいくかもしれないといったような期待はほとんどしていなかった。
ところが、1994年のある日、スウェーデンソニー・ミュージックから電話が掛かってきて、ソフィーが会社に赴き、二人のハンサムな男性の前で持ち歌を全部歌ってみたところ、レコード契約があっさりと決まってしまった。

1995年にリリースされたデビュー・アルバム『Sophie Zelmani』はスウェーデンのアルバム・チャートに4位で初登場し、シングルの「Always You」が大ヒットしたこともあり、たちまちゴールド・ディスクとなり、スウェーデングラミー賞と呼ばれる音楽祭で1995年度の新人賞を獲得。(最優秀女性ポップ・シンガー部門にもノミネートされた)

ソフィー・セルマーニのブレイクは、本国スウェーデンだけでなく、スカンディナヴィア諸国、ヨーロッパ、そして日本へと広がっていき、とりわけ日本では大評判となり、アルバムもすぐにゴールド・ディスクとなった。
デビュー・アルバムの発売に合わせて、本人が”凄い旅”と形容している、長く過酷なコンサート・ツアーに乗り出し、1996年6月から7月にかけては日本にもやってきた。
そしてアメリカにも進出して、その存在や音楽が知られるようになる。

”凄い旅”を終えたソフィーは、スウェーデンの自宅で曲作りに集中し、1997年8月から2ndアルバムのレコーディングが始められた。
Precious Burden』というタイトルになった2ndアルバムは、1998年4月にリリースされた。アルバムのジャケット写真は、Anton Corbijn(アントン・コービン)の撮影によるもの。

1999年3月、3rdアルバムのレコーディングが開始される予定だったが、その時点でソフィーはまだ新曲をほとんど書き上げていなくて、その年の夏の終わりまで延期されることになった。というのも、延期の一番の理由は、ソフィーが妊娠していたということで、1999年4月に長女のEtta(エッタ)を出産、8月になりようやく3rdアルバムのレコーディングが始まった。
Time to Kill』というタイトルの3rdアルバムでは、「Dreamer」のレコーディング・セッションがきっかけとなって、ソフィー・セルマーニ・バンドが生まれ、そのバンドでレコーディングが行われた。
メンバーは、ソフィー・セルマーニ(vo.g)、ラーシュ・ハラピ(g,vib,per,)、ルーベット・クウォーフォース(key)、トーマス・アクセルソン(b)、ペーテル・コルホネン(ds)の5人。
アルバムに収められた曲について、「今回、自分自身についてはあまり書かなかった。ほとんどの歌は私の近くにいるほかの人々について。今はいい気分だし、自分の生活にも満足しているから、たぶんそのせいね。自分自身の事を歌っている曲もアルバムの中のどこかにあるのだけど、それを自分からは指摘したくない。とても難しくてセンシティヴなことだから。みんなにあてはめて作っていると思ってもらえばそれでいい」と説明している。
そんな3rdアルバム『Time to Kill』は本国スウェーデンでは1999年11月にリリースされ、日本では2000年の春にリリースされた。
アルバムの発売に合わせて、ソフィーの再来日公演も予定されていたのだが、アルバムの売れ行きがデビュー当時に比べてあまり芳しくなかったのか、結局は実現しないままで終わり、その後日本盤でソフィーのアルバムが発売されることもなくなってしまった。

2002年1月に4thアルバム『SING & DANCE』をリリース。
ラーシュ・ハラピをプロデューサーに、バンドメンバーと一緒にレコーディングが行われた。
ソフィーがフレディ・ワドリングと一緒に歌った、彼女にとって初めてのデュエット曲「Once」も収録されている。

2003年12月には、5thアルバム『LOVE AFFAIR』をリリース。
ラーシュ・ハラピプロデュースのもと、バンドメンバーと一緒に制作されたこのアルバムでは、より少ない音、より広がる静けさの中、耳元に囁きかけるようなソフィーの小さな声が、微妙で複雑な愛や人間関係、日々の暮らしを歌いかけている。
またこのアルバムでは、再びアントン・コービンがアルバムのジャケットを撮影した。

 <アルバム年表>

1995年にデビュー・アルバム『Sophie Zelmani』を発表。
1998年に2ndアルバム『Precious Burden』を発表。
1999年に3rdアルバム『Time to Kill』を発表。
2002年に4thアルバム『SING & DANCE』を発表。
2003年に5thアルバム『LOVE AFFAIR』を発表。
(↑このベスト盤には、ここ迄の5枚のアルバムの中の曲が収録されている)
2005年にベストアルバム『DECADE OF DREAMS 1995-2005』を発表。

以降のアルバムは以下の通り。

2007年『Memory Loves You
2008年『Ocean & Me
2010年『I'm the Rain
2011年 『SOUL
2014年『Going Home』 
2014年 『Everywhere
2015年 『Bright Eyes[EP]』
2017年 『My Song』
2019年 『Sunrise』

 

このベスト・アルバムは、ソフィーの1995年のデビュー・アルバムから、2005年までの10年間に発表された5枚のアルバムの中の楽曲、そしてヴァージョン違い2曲と、新曲3曲を収録したものになっています。

 

 「Dreamer」

アルバム『Time to Kill』より

youtu.be

 

「I Can't Change」[New Song]

新曲。

youtu.be

 

「Going Home」

アルバム『Sing & Dance』より
香港を始めとした中華圏で活躍し、香港映画『恋する惑星』、キムタクと共演し話題となった『2046』や、TVゲーム『ファイナルファンタジー 8』のテーマソング「EYES ON ME」などを歌い、日本や欧米でも人気・知名度の高いアジアの歌姫、王菲Faye Wongフェイ・ウォン)が、自身のアルバム『將愛』の中でカヴァーしている。
ブックレットにその旨のソフィーのコメントが書かれているが、その内容と対訳に、”台湾のアーティストFrye Wong”と記載されているのですが、名前の英語の表記の綴り間違っているし、フェイは台湾ではなくて、北京出身の、香港を拠点に活動している歌手です(^^;)ちょいとずっと前から気になっていたので勝手に訂正させてもらいます(^^;)
(勿論、台湾でも活躍していますので、あながち間違いでもないのですかね…??)

youtu.be

 

「Precious Burden」

アルバム『Precious Burden』より

youtu.be

 

「People」

アルバム『Sing & Dance』より

youtu.be

 

「Bitter Kind」[New Song]

新曲。

youtu.be

 

「Oh Dear」

アルバム『Sing & Dance』より

youtu.be

 

「Stand By」

アルバム『Sophie Zelmani』より

youtu.be

 

「Happier Man」

アルバム『Time to Kill』より

youtu.be

 

「Leaving」

アルバム『Precious Burden』より

youtu.be

 

「Nostalgia」

アルバム『Time to Kill』より

youtu.be

 

「So Long」[Aranjuez Version]

アルバム『Precious Burden』より”アランフェス・ヴァージョン”として再録された曲。
↓はオリジナル・ヴァージョンです。

youtu.be

 

「Gone with the Madness」

アルバム『Sing & Dance』より

youtu.be

 

「Fade」

アルバム『Love Affair』より

youtu.be

 

「To Know You」

アルバム『Love Affair』より

youtu.be

 

「Always You」[Ten Years Later]

アルバム『Sophie Zelmani』より、”10年後”ヴァージョンとして再録された曲。
↓はオリジナル・ヴァージョンです。

youtu.be

 

「Got to Stop」

アルバム『Precious Burden』より

youtu.be

「Our Love」[New Song]

新曲。

 

 キュートなウィスパー・ヴォイスでアコースティックサウンドに乗せて歌われる気怠いポップソングが印象的なソフィー・セルマーニ。
デビューから丸10年という事で、1995年リリースされ大ヒットした「Always You」の”10年後”ヴァージョンが収録されていたり、他新曲も3曲収録されているので、アルバムを全部持っているファンにも嬉しい内容のベスト!
午後の木漏れ日が差すテラスで、紅茶を飲みながらじっくりとソフィーの声に浸りたい...。素敵な曲揃いのベスト・アルバムです(*^^*)

 

因みに、このベスト盤のジャケットは美しい蝶の写真?絵?が描かれたものになっていますが、裏面(曲目が書かれている面)にはその蝶の幼虫の絵?写真が右下に描かれていて、虫嫌いの私としてはこの部分をあまり見たくないし、触りたくない!!となってしまいます…(^^;)この幼虫、どーにかして欲しかった。。。とせめて呟かせてください(笑)

 

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