Haven ヘイヴン 『All For A Reason』(2004年)
『ALL FOR A REASON』(2004年)
イギリス・コーンウォール出身のインディー・ロックバンドHaven(ヘイヴン)の、前作『BETWEEN THE SENSES』より約2年振りとなる2ndアルバム。
バンドは今作を発表した翌年解散しているので、これが最後のアルバム。
Haven
<メンバー&バイオグラフィ> ※Wikiを参考に記載しています。
Gary Briggs(ゲイリー・ブリッグス)ー vo,g
解散後、ピーター・フック、元プライマル・スクリームのマニ、アンディ・ルークによるトリプルベースバンド「Freebass」にボーカルとして参加。
その後、マンチェスターの音楽教室で講師をしている。
Nathan Wason(ナット・ウェイソン):g
解散後、ゲイリーとナットはバンドThe Straysを結成するも間もなく解散。
Iwan Gronow(イワン・グロノウ):b
Jack Mitchell(ジャック・ミッチェル):ds
解散後、イワンとジャックはバンドMutineersに参加。
また、ジョニー・マーのサポートバンドのメンバーを務めている。
1996年にイギリス・コーンウォールで結成。
1998年にザ・スミスの初代マネージャーであるジョー・モスに見出され、翌1999年にマンチェスターに活動拠点を移す。
2001年5月にバンド初のリリースとなるEP「Till The End」をリリース。
「Till The End」レコーディング後にドラムのトム・ルイスが脱退。
2002年2月にジョニー・マーがプロデュースを手掛けた1stアルバム『Between the Senses』でアルバムデビューを果たし、全英26位を記録。
同年、SUMMER SONICに出演。
2003年6月、2ndアルバムのレコーディング中にギタリストのナットが顔面神経障害を患いバンドはレコーディングを中断し、ナットの回復を待つことになる。
半年後の2004年3月に2ndアルバム『ALL FOR A REASON』をリリース。
ジョニー・マーの他にマニック・ストリート・プリーチャーズやオーシャン・カラー・シーンのプロデュースで知られるデイヴ・エリンガがプロデュースを担当し、マーは2曲の共作及びギターを担当。
同年、フジロックフェスティバルに出演。
2005年に解散。
「Change Direction」
爽やか&キャッチーなギターロックナンバー。
「Have No Fear」
美しいコーラスと流麗な美メロが素敵です♪
「All For A Reason」
アルバムタイトル曲。
力強いロックサウンドが印象的。
「The First Time」
ゲイリーの美声を堪能できる1曲(*^^*)
「Wouldn't Ghange A Thing」
相変わらずの美メロが耳に心地良いメランコリックなミディアムナンバー。
「Something Moved Me」
サイケデリックな1曲。
「What Love Is」
メロディが病みつきになるような1曲です(#^^#)
「Together's Better」
ポジティヴな内容のキャッチーな1曲(*^^*)
「Don't Say A World」
陰鬱な歌い出しですが、やはり美メロです♪
「Getaway」
「Tell Me」
「Start A Fire」
1stアルバム『BETWEEN THE SENSES』でも聴けたメランコリックで美しいメロディと、前作以上に爽やかでキャッチーな曲もあったり、良い曲揃いの今作。
当時、実力も人気も絶大だった英国バンドColdplay(コールドプレイ)よりも曲的にも声的にも個人的に好みでした(*^^*)
このアルバムを発表した翌年2005年に解散してしまったのはとても残念(ノД`)・゜・。
(レーベルから3枚目のアルバムを作るように依頼されたが、締め切りがツアーの直後だったので、ヘイヴンはレーベルが望む作品を録音できなかった。その後レコード契約を解除したようです…)
UKロック特有の美しいメロディと、力強いギターロックを最大限に聴かせてくれた素敵なバンドだったと思います!
気になった方は是非チェックしてみて下さいね!!( ..)φ