IN THIS LIFE  ~音楽と映画と海外ドラマをこよなく愛するmamaブログ

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Natalie Imbruglia ナタリー・インブルーリア 『Left Of The Middle』(1998年)

『Left of the Middle』(1998年)

オーストラリア出身、イギリス在住の歌手、Natalie Imbrugliaナタリー・インブルーリア)の1stアルバム。

レフト・オブ・ザ・ミドル

レフト・オブ・ザ・ミドル

 

 Natalie Imbruglia

<プロフィール&バイオグラフィ> ※Wiki、国内盤ライナーノーツを参考に記載しています。

1975年2月4日 生まれ
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州出身。

ニューサウスウェールズ州セントラルウエストにて、イタリア人の父親とオーストラリア人の母親の間に4人兄弟の次女に生まれる。
幼少期は、バレエを学んだ。

元は女優だったが、ミュージシャンとしての成功を求めイギリスへ移住。
初のアルバム『Left of the Middle』からのシングル・カット「Torn」で一躍有名になり、世界中で700万枚以上のアルバムを売上げた。
日本国内で深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』(フジテレビ)でもUKシングルチャートでNo.1を獲得。

2003年にシルヴァーチェアーのダニエル・ジョーンズと結婚するも、2008年に離婚。

また、映画『ジョニー・イングリッシュ』で主演のローワン・アトキンソンと共演している。

 

 もともとオーストラリア出身のナタリーは、オーストラリア発の大人気のドラマ『Neighbours』に出演していた。

シドニーから北に車で2時間ほど行ったところにある小さな町で生まれ育ったというナタリーが、メルボルンへと進出し、『Neighbours』に出演したのは、1992年のまだ17歳だった頃のこと。
幼い頃からダンサーになる事に憧れ、バレエやタップダンスも習っていた彼女は、あるフェスティバルで体験したMidnight Oil(ミッドナイト・オイル)のライヴに刺激を受け、13歳の頃になると演じることや歌う事にも積極的になり、いくつものオーディションを受けるようになっていった。
そんなナタリーにとって、『Neighbours』への出演は、自らの夢を掴むための絶好のチャンスとなった。
しかし、ナタリーの演じたベス・ブレンナンという役は、決して主役クラスでもなければ、それほど目立った存在でもなかった。
結局その2年後、1994年の時点でドラマから降板したが、このドラマに出演している間に訪れたロンドンに魅せられていた彼女は、その実績をもとにチャンスを得ようと渡英。
そこでいくつかの仕事をしながら自らをアピールして回り、必ずチャンスが到来することを信じその時を待った。

ロンドンでの生活がスタートしてから間もなくしてホームシックになった事をきっかけに曲も書き始めるようになった。
そして1996年夏、ついにBMG-UKと契約する。

デビュー曲の「Torn」(米バンドEdnaswapのカヴァー。Trine Reinが歌った事でも知られる)を始め、アルバム曲の大半を手懸けたのがPhil Thornalley(フィル・ソーナリー)。
彼はキュアーのベーシストとして活躍していた人物。
プロデューサーとしても、80年代のストロベリー・スウィッチブレイドデュラン・デュランを手懸けるなどのキャリアの持ち主。
その他、アンディ・ライト(シンプリー・レッド等)やマーク・プラティ(デヴィッド・ボウイ)、マーク・ゴールデンバーグ、マット・ブロンリーウィー等が参加した。

「Torn」は全英のシングルチャートで初登場2位、ナタリーの母国オーストラリアでは1位を獲得した。

 

 

「Torn」

アメリカのロックバンド、Ednaswapのカヴァー。ナタリー以前(1996年)には、Trine Rein(トリーネ・レイン)もこの曲を歌い、ヒットさせています。
ナタリーのナチュラルで透き通った歌声が印象的なポップロックナンバー。

youtu.be

 

「One More Addiction」

ギターの音色がクールな1曲。

 

「Big Mistake」

ダークな雰囲気のあるミディアムナンバー。

youtu.be

 

「Leave Me Alone」

不穏な雰囲気漂うダークな1曲。

 

 

「Wishing I Was There」

アコギのカッティング音が心地良いポップナンバー。

 

 

「Smoke」

イントロのピアノの音色から切なさが半端ないスローナンバー。
コーラス部分では、更にエモーショナルに歌われ、思わず引き込まれてしまう…。
不思議な魅力を持った1曲。
個人的に1番お気に入り。

youtu.be

 

「Pigenons And Crumbs」

優しい雰囲気のミディアム・スローなポップ曲。


「Don't You Think」

序盤は低音で歌われ、コーラス部分では解放されたようなパワフルなヴォーカルが印象的な1曲。

 

「Impressed」

イントロのギターがカッコいい!
メロディとサウンドがとにかくカッコいいロック調の1曲。

 

「Intuition」

ギターロック調のパワフルな1曲。

 

「City」

メランコリックなメロディと、ギターロックサウンドが味わい深い1曲。

 

「Left Of The Middle」

アルバムラストトラック。
ほぼアコースティックギターメインのシンプルなアレンジで、ナタリーのエモーショナルな歌声が引き立つスローナンバー。

 

ボーナス・トラック

「Frightened Child」

 

「Diving In The Deep End」

 

 

 英国のロックバンド元The CureのPhil Thornalleyら、英国のロックミュージシャン達が手掛けた事だけあり、エレキギターのメロディ・音色が、女性ポップ・ヴォーカル作品としては珍しい(?)程カッコいい作品に仕上がっています。
女性が歌うガーリーなポップス、というより、ギター・ロックテイストが強いとてもクールなアルバムという印象です。
英国のギターロック系サウンドが好きな方にもおススメな1枚となっています!
ナタリーの大ヒット曲、「Torn」も、トリーネ・レイン版と聴き比べてみるのもいいかも(*^^*)
女性アーティストの中でも、とてもクールな作風のポップ・ロックアルバムになっていますので、是非聴いてみて下さい!

 

レフト・オブ・ザ・ミドル

 

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